目のかゆみ

春になって、ゆうやは普段より目が痒いようです。

気がつくとしょっちゅう目をこすっています。
が、身体に障害があると、なかなか思うようにできないものです。

以前からゆうやが目をこすっている様子を見ては「危ないなあ。」と思っていました。
頸椎損傷してからは、ますます危険になってきました。

ゆうやは目をこするとき、人差し指を使うのですが、指先をそのまま目に突っ込んでしまうのです。
爪が眼球に当たってしまうので痛いのでしょう。
その度に飛び上がっています。

見かねて私は、ゆうやに「そんなことをしたら目が傷つくよ。」と言いました。
でも、どのようにしたらいいかわからないようです。

そこで、目をこする練習をしました。

まず手をグーに握る練習をしました。
そして、爪が当たらないようにそっと目をこする練習です。
何度か繰り返すうちに、上手になってきました。

あるサイトによると、本当は目をこすることは、実は危険らしいです。

目をこするということは、目に振動を与えるにことになるらしく、目の様々な構造物が影響を受けるそうです。
目をこすることによる悪影響として網膜剥離、角膜から水晶体の屈折異常などがあるとのことです。

かといって痒いのを我慢することは難しいようなので、目薬を使用しようと考えています。

ゆうやに目薬を点眼するのは至難の業ですが、なんとか頑張ってみようと思います。
ゆうやは、目薬を見ると、目をぎゅっと閉じてしまいます。
そして長～い上下にびっしり密集したまつ毛が、点眼を阻みます。

次は、目薬点眼の練習です～。


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