久しぶりに自分でご飯を食べることに挑戦したゆうやは、ひたむきに努力を続けています。
最初は、ゆうやの手に私の手を添えて、ご飯をすくう練習をしました。
そして、今度はゆうやが1人で取り組みました。
やはり、沢山こぼれます。
お茶碗に入っているご飯の3割は、外側へこぼれ落ちてしまいます。
そして、口に入れるまでに1割ほどはスプーンから落ちます。
「はあ~。」と何度もため息をつきながら、スプーンでご飯をすくい続けます。
そして最後に「食べました。」と言ってスプーンを置きます。
お茶碗の中を見るとまだご飯が残っています。
頑張りすぎて疲れたのでしょう。
残りは、私がご飯を集めてゆうやの口に運んでいます。
「ゆうや、がんばったね。自分で食べられたね。」
「でも、いっぱいこぼしちゃった。」
「だんだん上手になるよ。まだ練習始めたばかりだからね。」
2回、3回と食事をするうちに、だんだんとこぼす量が減ってきました。
食事にかかる時間も短くなってきました。
スプーンの使い方を思い出してきたようです。
手を使っているうちに、途切れそうになっていた神経が甦ることもあるのでしょうか。
はじめに挑戦したとき、ポロリと落としたスプーンも10回目の食事のときに再び使ってみることにしました。
すると、落とさずにしっかり持つことができ、そのスプーンを使ってご飯を食べる事ができました。
まだまだ沢山こぼしますし、以前のようにはスプーンを使いこなすことができていませんが、短期間でよくここまで回復したと思います。
ゆうやは食いしん坊なので、目の前にご飯があると、やはりなんとか食べようとがんばることができるだと思いました。
毎日毎日、全てのことがリハビリになります。
思うようにこなせず、自分自身がはがゆくなるかもしれませんが、辛抱強く努力を重ねていきたいと思っています。
コツコツ、あせらず、ひとつひとつに取り組んでいこうと思います。
ゆうやとの新たな春は、始まったばかりです。
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