ゴールデンウィークの混雑も何のその!
みんなが出掛ける時には自分だって行かなきゃ損、とばかりに頑張って行ってきました~。
今回は、りんごのほっぺさんの先日の八方の記事に刺激された?訳でもないのですが、
八方尾根から唐松岳に登ってきました。
八方尾根は急峻な場所はほとんど無く、
残雪期の心配といえばあのなだらかな尾根でホワイトアウトになった時、
間違った方向に行ってしまうというケース。
尾根で突風に煽られて滑落。
そして気温が緩んだ時には雪崩の心配。
・・・これは冬季はトラバースしないで尾根に沿って登るのでほぼ大丈夫だろうと。
行くについては、ホワイトアウトや突風で危険を感じたら引き返すと決めて出掛けました。
夜行ムーンライト信州号は2日の出発まで。
当日の指定席購入でしたが、運よく隣が空きの座席が一つ残っていました~。
グループでない人はみんな一人ずつ座りたいので、窓側から埋まっていくのです。
2年ぐらい前から信州号はレディスカーが無くなってしまい、
知らないおじさんと隣り合わせになったらイヤだな~と思っていたので、良かったです。
でも久しぶりの夜行だったせいか、ほとんど寝られませんでした。
時間とお金の節約山行はもういい加減にしたいと思うのですけれどね・・・。
さて、
早朝5時40分、駅に着いたはいいけれど、八方のゴンドラは8時からというので、
早く到着しても寒い中外で待つのも嫌なので、駅の待合室で臨時のバスを一つ見送る。
更にバスターミナルで朝食を食べ、
そろそろ行ってみようかということで7時ごろゴンドラ乗り場到着。
びっくり~!
スキーヤーやボーダーがすでに長蛇の列!
夏とはずいぶん勝手が違っていました。
ゴンドラも7時半にお客を乗せて動き出し、15分ぐらいの待ちで乗ることができました。
ゴンドラを降りると右に白馬三山、左には五竜、鹿島槍がくっきり!
胸が高鳴ります。
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少し薄い雲が気になります。
早く早くと気が急きます。
リフトを降り、八方池山荘から歩きだします。
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1時間ほどで八方池に到着。
池はまだ雪の下。
不帰峰。
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土の出ている部分もあります。
白馬三山。
白馬鑓ヶ岳 杓子岳 白馬岳 小蓮華山 白馬乗鞍岳
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そして、鹿島槍ヶ岳、五竜岳。
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ダケカンバの木々がお行儀よく並んでいます。
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いつの間にか山の方から薄い雲が取れてきて、紺碧の空となりました!
下の樺を過ぎると急斜面。
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なだらかに登ってきましたが、下の樺、上の樺それぞれ過ぎた所と丸山への登りで
急な斜面を登ります。
下山の時は5分で下れる場所ですが、登りは直登であえぎあえぎ登ります。
丸山への登り。
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丸山到着。
向かい側に頸城山塊。
焼山 火打山 妙高山 乙妻、高妻山 黒姫山 飯縄山
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不帰ノ嶮も五竜も大きく迫ります。
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唐松岳(右)も間近に。
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遠見尾根が長く伸びています。
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ようやく唐松山荘の上に到着しました~!
剱岳とご対面です。
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冬季ルートは山荘の脇の巻き道は通らず、尾根を詰めて山荘の裏のピークに出ます。
山荘で早速宿泊手続き。
すっかり疲れてしまって、もう唐松岳頂上は登らなくてもいい、そんな気分でした。
が、少し休んだら、まだ時間はたっぷりあるし空身なら頑張れるかも・・・と頂上を目指しました。
ようやく山頂です。
風が強いです。
剱に少し雲がかかってきました。
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五竜岳。
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黒部五郎岳 立山 別山 剱岳
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不帰ノキレットの向こうに 白馬鑓ヶ岳 小蓮華山 白馬乗鞍岳
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そして頸城山塊。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/bf/6e2bb81b3214965921ed87f12ded9bae.jpg)
何時まで見ていても見飽きませんが、とにかく風が強い。
20分ほどで山荘に引き返しました。
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ずいぶん日が伸びました。
唐松岳の肩に日が沈みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/21/b932a85f60a1e766ac261ec9f3c64fb3.jpg)
そして7時過ぎ。
まだ暮れ切らない時間。西の空にひと際輝く大きな星。何?金星?
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暗くなるにつれ星の数も増えてきましたが、
とにかく風が強くて寒く、星撮りは途中で断念しました。
前日の満天の星は何?
翌日は朝からガスガスガス!
少し待ってみましたが回復の様子も無く、8時に山荘を出発。
トレースがはっきり残っていましたので、ホワイトアウトの心配なく下れました。
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少しずつガスが薄くなってきていましたが、すっきりとは見えませんでした。
昨日あれだけのお天気だったから良しとしましょう。
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下に下りれば八方は桜が満開。
山の上が寒かったのがウソのよう。
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八方で立ち寄り湯に入りおそばを食べて帰りました。
帰りの特急は指定席は満席。
1時間も前から並んで何とか自由席の座席確保。
山梨の中央線沿いの木々の緑がまぶしく、とっても新鮮に感じました。
今度は緑のシャワーを浴びに行きたい・・・。
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