日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



山々の紅葉はもう終っているだろう。
ほとんど期待せずに出かけたが、山麓や中腹あたりまでは遠目にはまだまだきれいで、充分紅葉を楽しむことができました。
以前、散々な目にあったコースですが、あれから足もだいぶ鍛えられているだろう、靴も足に良く合うものに買い替えたし。
今度こそ「塔ノ岳」まで登り、帰りはできたら「表尾根」から「ヤビツ峠」に下りたい。
そんな思いで出発しました。
電車のちょっとしたアクシデントはありましたが、渋沢からタクシーで二俣入口ゲートまで行ってもらう。料金は2,180円でした。
大倉から歩くと二俣まで1時間半の林道歩きをしなければなりません。
車でゲートまで行ってもらうと1時間ほど歩く時間を短縮できるのです。
早めに登って早めに下山する。登山の鉄則ですが、遠くから電車を乗り継ぎえっちらおっちら行く身には、どうしても取り付きの時間が遅くなってしまいます。この時間短縮は本当に貴重です。


二俣までの林道は、紅葉のグラデーションが朝日に輝き、きれいでした。

林道歩きを終え、いよいよ登りです。
杉の植林帯をじぐざぐと最後の急な登りを終えると30分ほどで「後沢乗越」に着きます。

尾根に到着すると誰でもホッとするのでしょう。
15~6人の人が休んでいました。
しかし、ここからもまだ急な登りが続きます。
鍋割山まで、1時間20分のコースタイム。
急な登りとなだらかな道を繰り返しながら、道は山頂へ続いていますが、『あの丸みを越えたら到着か?』とだまされる事が何回も。
まだまだ先は長い。


山頂手前の見晴しで富士山の頭が見えました。
この頃までは晴れていたのですが、段々雲が多くなり、鍋割山に着いてしばらくしたら富士山は見えなくなってしまいました。
山頂でお饅頭を食べ、先を急ぎます。
「鍋割山荘」の名物、美味しいと評判の「鍋焼きうどん」もいつか食べてみたいと思うのですが。


山の上はすっかり葉が落ち、冬支度が始まっています。
落ち葉の敷き詰められた道はとても歩きやすく足にやさしい。

「金冷し」からはいよいよ「塔ノ岳」への登りです。
これがほとんど階段の急な道。
頑張って登りました。


ようやく「塔ノ岳」山頂に着きました。
空はすっかり雲に覆われ風が冷たく寒いです。
ここまでほぼ標準タイムで歩くことができました。

風の弱い階段をみつけてお昼を食べていると、大きな鹿が目の前に。

何か貰いたそうにしてこちらを見ていますが、何にもあげないよ。
人間なれしているようで全然逃げる様子はありません。
みんな写真を撮ってちょっとしたモデル気取り?

下山をどうするか。
表尾根を行けば私の足ではたっぷり4時間はみなければならない。
それ以上かかる可能性も高い。4時半過ぎれば真っ暗になってしまう。
バスの時間の関係もあるし、それよりお昼をのんびりして、いやだけど大倉尾根を下ることにしよう。

大倉尾根のいやな下り
花立山荘からの急な階段の下りが本当にいやです。
膝を痛めないように充分気をつけて下ります。
寒空に空を飛んでいる人がいました。





表尾根の向うに大山

大倉尾根の黄葉

午後からはすっかり時雨れて、雨こそ降らなかったけれど薄暗くなってしまいました。
ひたすら下ります。
堀山の家あたりから下の黄葉はまだまだきれいでした。


少し筋肉痛はありますが、何とか無事に登頂を果たしました。





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