待てば海路の・・・

昨年９月で定年後一年間働いた会社も退職し、悠々自適を楽しんできた夫だが、４月から再就職することになった。
夫自身はそれほど働きたいという気はなく、今の気ままな生活がすっかり気に入っていたのだが、以前の会社で一緒だった人から是非にと言われ、その人の転職先の会社に行くことになった。
それも週３日の出社でよいという好条件。
ホントに降って湧いたような話だ。

夫は趣味もあり仕事がなくても退屈はしない人だが、私としては出来ればもう少し外に出ていてもらいたいという気持ちがあった。
姑の事はあってもやはり日中一人でいられる時間がある、というのはすごく嬉しい。
でも早く仕事を見つけて、と夫に言うことはしなかった。
家から追い立てているように思われても困るし、それでムキになられても困る。
密かに、退屈して働きたくなればいいのにな～とか、自分でやってみたい仕事が見つかればいいのにな～とは思っていたが。

今回仕事が決まって、一人の時間が持てるというのもだが、それ以上にお給料がまたもらえるというのがほんとに有難いし嬉しい。
年金でも何とか生活には困らなくて済みそうだが、趣味のものなどの買い物はちょっと考えてしまうから、年金以外のお金が入るのがホントに嬉しくて素直に喜んだ。

昨日は友人たちと飲みご機嫌で帰宅の夫。
今日は一日家でゴロゴロというはずが友人の誘いで外出。
それでも仕事ではないので気楽なものだ。
「仕事が始まるとこういう訳にはいかないな～。」と今の生活に未練タラタラの言葉を残して出掛けたが、

「１ヶ月○十万！」と叱咤激励して送り出した私である。