昨日は長女の二十うん才の誕生日だった。
親としては、早くいい人を見つけて幸せになって欲しい、と世間並みのことを考える。
しかし、当の本人に全くその気がない。
というより結婚を考えるまでの人とまだ出会っていないということだろう。
その長女が一週間ほど前、突然
『わたし、一人暮しする!』
と宣言し、次の日には不動産屋さんに行って仮契約をしてきた。
前々から考えていたらしく、会社の近くに2月中に新しく建つアパートがあり、そこを狙っていたと言う。東京の会社まで2時間近くかかるので、通勤がずいぶん楽になるだろう。
親としては正に晴天の霹靂!
「いい人見つけて結婚したら~」
「今時、女の一人暮しは怖いよ~」
(淋しいよ~)
やっと親離れか・・・。
これが子離れの試練か・・・。
よくよく考えてみれば、二十うん才になっても、家の事は全くせず(させず)何もできない。
本人にも色々と考えるところがあり、これではいけないと思い一人でやってみると決心したらしい。
それならここで一人でやらせるのもこの子の為なのかも。
最初はかなりショックだったが、少しずつ気持ちの切り替えも出来てきた。
引越しまでにはまだ一ヶ月以上あるし、その後も趣味の集まりがこちらであり、休日ごとに帰っておいで~と言ってある。
ピアノの持ち込みもダメということで、大好きなピアノを弾くためにちょこちょこ帰ってくるかも、とも言う。
今はこれまで通り過しているが、いざその時がきたらどうなるんだろう。
想像がつかない。
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うちの長女は学生時代から、家を離れていましたので、もうずいぶん昔のことです。
でも、一旦家に帰ってきてから、結婚して出て行きました。
息子は就職して1年で結婚して出て行きました。
あれよあれよ・・・と言う間に二人ともいなくなってしまい、
私は一時、精神的に不安定になってしまいました。
3年ぐらいして、やっと子供のいない暮らしに慣れてきました。
本当なら、結婚ということで送り出したかった・・・。
はぁ~っ。
りんごのほっぺさんも精神的にやられましたか。
いよいよ、という時が怖いです。
医者に「心療内科に行った方が良いだろうか?」と相談したら、
「短期間にそれだけの変化が起こったら、10人中7~8人は、精神的に不安定になるよ」
と言われました。
結局は、安定剤をもらって、飲まずに済みました。
しかもそんなに短期間のうちに!
子供の結婚は喜びでもありますが、それ以上に寂しさを感じることですよね。
しかもお父様を亡くされて・・・。言葉も見つかりません。
でもお薬飲まずに済んだなんて。
お薬をもらったことが安定剤の役目をしたのでしょうか。
とにかく重症にならずよかったですね。
今のほっぺさん、ご自分の生活をとても楽しんでいるようにお見受けしています。