日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



苗場山に初めて登ったのはもう40ウン年前。
11月の初めでした。
前日の夜に雪が降り、山頂はまるでメルヘンの世界。
友人と大感激したのを思い出します。
その時の写真 ⇒

あの時のような景色をもう一度見たい。
日帰りでは山頂でゆっくりできないから、次は山頂ヒュッテに泊って湿原を散策をしたい。
ずっとそう願っていました。
山頂ヒュッテは10月25日までの宿泊と言う。
望んだような状況には中々ならないけれど、お天気が良いと言う日、月で苗場山に行ってきました。
もう紅葉はすっかり終りだけど、山頂の草紅葉はまだ雰囲気を残し
相変わらずの素晴らしい景色を見せてくれました。

コース 和田小屋~神楽ガ峰~苗場山山頂(泊)~神楽ガ峰~ドラゴンドラ~苗場

本当は下山を秋山郷にしたかったのだけれど、
宿泊予約をした時に下山口小赤沢からのバスの接続が悪いと教えられ
仕方なく、神楽ガ峰から田代スキー場に下り、ドラゴンドラで紅葉を楽しもうということにしました。
和田小屋まではタクシーで入ります。(5720円)
11年ぶり3度目の苗場山。
前回は駐車場で下ろされたけれど今回は和田小屋までタクシー入ってくれました。

和田小屋の標高1384メートル。
木々はもう葉を落としています。
和田小屋でトイレを借り登山届を出して出発します。


振り返り和田小屋


前日に雨が降って、登山道は水が流れ沢状態だったりドロドロだったり。
大きな石がゴロゴロとする急登は歩きにくく、滑らないように気を付けながら登る。
コースタイムをずいぶんオーバーし、しんどい。



樹林帯を越えれば少しは見晴らしがよくなり気分もよい。


が、今度は階段地獄。


下の芝、中の芝を過ぎ、カッサ湖が見えてきました。
谷川連峰の方はまだ雲がかかっています。




ようやく神楽ガ峰に到着


そして姿を現す苗場山。




登り返しが恐ろしい神楽ガ峰。


苗場山の登りは辛かった~。
ようやく山頂湿原に到着~。
大幅にコースタイムオーバー。




山頂標識と三角点。
以前はここに遊仙閣という小屋があった・・・。


苗場山頂ヒュッテ(苗場山自然体験交流センター)に宿泊手続きをします。
枕カバーにするようにとタオルが配られました。使用後は持ち帰ってよいと!


布団の幅は割と広く、ゆったりと寝られました。
が、掛けの毛布が重くて堅い~。
何枚も掛ける訳にもいかず、着るもので寒さの調節をしました。
夕食はカレー。お替り自由。美味しかったです。
紙皿にポテトサラダ、福神漬け、ラッキョウを好きなだけ盛り付けます。
所謂バイキング式?
朝食もバイキング式。ほかに昆布の佃煮、沢庵など。
 

まだ時間はたっぷりあります。
当初行く予定にしていた小赤沢の方に行ってみました。




ずっと続く湿原





この先に苗場山神社があるのですが、そこまで行かず戻ります。
他の方たちは神社まで行ったようです。


赤湯温泉の方にも行ってみました。
工事の人たちが入って湿原の保護作業をしているようでした。




夕方寒くなったので小屋の中に戻っていたのですが
『夕日がきれい~』と誰かが言ったのであわてて外に出る。
残念ながら日は沈んだ後だったけれど、夕焼けが十分きれい。
そしてよく見ると北アルプスがくっきりと見える!
左端に穂高と槍ヶ岳、右側は後立山。


アップで。穂高連峰、槍ヶ岳。


後立山の峰々。

素晴らしいね~!ここに泊らなければ見られなかった景色だね~と隣の方と感激。

翌朝、ご来光を見るため早起き。
今日も雲一つないお天気。




日の出は5時50分と聞いたけれど6時過ぎました。
6時半の食事まで少し散策。
霜が降りて朝日に照らされキラキラと輝いていました。
が、カメラで表現するのが難しい。


池塘は凍って










そろそろ戻ります。


食事をいただいたら支度をして小屋を出発。










中々山頂を去り難い。
最後のお別れをして下ります。




恐怖の登り返しをクリア。
苗場山の急下りは泥濘でもあれば凍って怖いところだが、土が乾いていたので滑ることもなく下れた。


神楽ガ峰から。今日は谷川や越後のお山もきれいに見えます。








上の4枚を繋げたパノラマ


神楽ガ峰から田代スキー場のドラゴンドラ乗り場を目指して下ります。
こちらのコースは初めて。
歩きにくいとか聞きましたが、結構歩かれている様子。


こんな小さい湿原もあり


苗場山を眺められる場所もあり


ナナカマドは実がたわわ


かなり急下りが続くと思えば平坦な道もあり
中ほどにドラゴンドラ乗り場が見える。


アップで。


ほとんどが樹林帯の下りであまり面白いコースとは言えない。
和田小屋からの秡川コースの方が下の芝、中の芝、上の芝と休める場所もあり。
しかし入るにはタクシーを利用するか徒歩でないと入れないのでこちらのコースは助かる。

ゴゼンタチバナの紅葉


ブナの大木


長い下りにいい加減飽き飽きしたころようやくスキー場に到着。
が、ここからゴンドラ乗り場までまだ結構ありました。


ゴンドラ乗り場のレストランでお昼を食べて・・・
と思っていたけれど、着いてみればすごい人。
レストランも行列、トイレも行列、ドラゴンドラ乗り場も長~い行列。
昨日の日曜日も混んでいたと聞いていたけれど、月曜日なのにこの混雑。
いいお天気になってみんな繰り出してきたのでしょう。
中にはハイキングがてら少し登ってみようかという方々も。

苗場からのバスの時間に間に合わせなければならないのでお団子を買って食べただけで食事は我慢。
長い行列に並びます。
どのぐらい時間がかかるかと心配したけれど30分ほどの待ち時間で乗ることが出来た。

ゴンドラ内から。黄葉は黄色が主体ですがきれいでした。






平標山。


これを逃すとあと1時間50分待たなければならないというバスに何とか乗ることが出来ました。
やっぱりきつかった苗場山。
でも山頂の素晴らしさは頑張って登ったご褒美。
紅葉にはとっくに遅い時期で白銀のメルヘンの世界もなかったけれどやっぱりすてきなお山でした。








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