日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



当初、この週末のお天気は全般にあまりよくないものだった。
ところが前夜の天気予報で山梨が晴れと言う。
このところ中々出掛けられずもやもやしていたので、
韮崎から土曜休日にバスが出るという茅ヶ岳に行くことにした。

去年、瑞牆山に行った時、茅ヶ岳行きのバスはずいぶん空いていたと思ったけれど、
今日の登山者は私と単独男性の二人だけだった。
時期的にまだ紅葉には早い時期だからかもしれないが、
土曜日でこれでは平日にもバスが出ればいいなんてとても気の毒で言えたものではない。

茅ヶ岳は百名山を著した深田久弥終焉の地として知られている。
登山口には石碑の立つ深田記念公園があり、そこまでバスが行ってくれる。
駐車場と水洗トイレもあり、車で来る人の方が多いようだ。
車は10台ぐらい停まっていた。

登山口から幅広の登山道をだらだらと緩やかに登って行く。
部分的に色づいている葉もあるけれど、紅葉はまだまだ先だ。


晴れるはずだったが、やはり甘くは無かった。
見上げれば白い雲で覆われている。
枯れた沢沿いの道は薄暗く、あまり気持ちのよい道ではない。


少しずつ傾斜を増した道を登り詰めると女岩に到着。

絶えず水が流れ出ていて、ご親切にコップ(クサリ付き)が置かれている。
大きな岩。
何故に女岩?


ここからいよいよ急登となる。
岩混じりの歩きにくい登山道をじぐざぐと登る。
秋の山野草が少しばかり咲いている。
トリカブトはたくさん咲いていた。






尾根に出て急登をしばらく登ったところに深田氏終焉の地として石柱が建っていた。


山頂周辺で木々がようやく色づいてきたところだ。
登山口から山頂までずっと広葉樹の林の中で、紅葉の盛りはさぞ素晴らしいことだろう。


ポッと山頂に出た。


山頂付近まで木々に囲まれているが、360度の眺望。
が、相変わらず雲に覆われ、周囲の山もすっきり見渡せない。
南アルプスも八ヶ岳も山頂は雲が被っている。

八ヶ岳。

山頂には10人ほどが休んでいた。
適当な石に腰かけ、食事とする。
晴れていないので寒い。登って来る時は暑くて汗になったのだけれど。

帰りのバスは16時15分。
下りは2時間もみれば充分。
とすると2時に山頂を発てばよいのだが、晴れて暖かければ山頂でまったりしたいが、
今日は肌寒く眺望もイマイチ。
かといって隣の金ヶ岳往復するには時間が足りないし、それほどの執着も無い。
それならもう下山開始して、バスを待たずタクシーを呼んで早めに帰ろうということにした。
それでも1時間近く山頂で過ごした。

次々下山する人たちが尾根コースを行くので私もそちらを周ることにした。
尾根コースはけっこう急で、木の根に躓いて転んだりするとそのまま転がっていきそうである。

こちらにもトリカブトがいっぱい咲いていた。




途中、木の皮が剥がれている木がいっぱいあった。
ここはくまさんのテリトリー?
鈴を大きく鳴らして下って行った。


1時間半ほどで登山口に到着。
深田記念公園に立ち寄ってみた。
公園といってもちょっとした広場に文学碑が建ち、
椅子と展望台風の東屋がある程度。
毎年4月に深田祭が開催されているそうです。


もう少しお天気期待して行ったのだけれど、残念でした。
紅葉もまだまだで、今年は(も?)どこも遅れているようです。





コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )