ずっと気になっていたことがある。北朝鮮のことだ。このところこの国は米韓軍事演習にビビったのか、狂ったように何発も、何発もミサイルをぶっ放している。そのカネは一体どこから出ているのか。
韓国の政府系シンクタンクの試算によると、北朝鮮が今年になってぶっ放したミサイル33発の費用は、総額で4億~6・5億ドル(約536億~871億円)に上るという。国民の大半が飢えに苦しむ貧乏小国・北朝鮮に、どうしてそんなカネがあるのか。
そのあたりが皆目わからなった私は、先日のブログで次のように書いた。
「もしかしたらアメリカの軍需産業は、裏で北の豚魔大王と手を組び、『マッチポンプ』を仕組んでいるのではないか・・・。
(中略)
ミサイルを何発もぶっ放すには、莫大なカネがかかる。貧乏な小国・北朝鮮にそれが可能なのは、アメリカの軍需産業がこっそり資金援助しているからだろう。」
(10月28日《トマホークをめぐる妄想》)
そんな荒唐無稽な話があり得ないことは、むろん私にもよくわかっている。「妄想」の極みだということが、わからない私ではない。でも、「北朝鮮はなぜそんな莫大なカネを?」ということが、私にはまるでわからなかったのだ。
しかし次の記事を読んで、私の疑問は氷解した。北の豚魔大王、金正恩は武器商人よろしくロシアに軍事物資を売りつけ、その上がりでミサイル開発を行っていたのである。度重なるミサイル発射は、「開発」の役割を越え、軍事技術の優秀さを見せつけるデモンストレーションの意味を持っていたのかもしれない。
「ウクライナ侵攻を続けるロシアに北朝鮮が武器を供与しているとの疑惑が指摘される中、アメリカの分析サイトが北朝鮮からロシアに運行したとする列車を確認したと発表しました。
アメリカの北朝鮮分析サイト『38ノース』は、北朝鮮とロシア極東の沿海地方の国境付近を4日に撮影した衛星写真を公開し、分析を発表。
午前10時20分過ぎに北朝鮮側にあった三両編成の列車が、午後1時10分にはロシア側に移動し、さらに、およそ1時間20分後にはロシアのハサン駅に列車が到着していることが確認できたとしています。」
(TBS NEWS DIG 11月6日配信)
ご存知の通り、ウクライナに侵攻したプーチンのロシアは、ウクライナ軍の反攻に手こずり、軍事物資も尽きかけて苦戦している。武器商人と化した豚魔大王が売値をつり上げても、拒否することはできなかっただろう。
ギブ・アンド・テイクの利害関係で結びついたロシアと北朝鮮は、死なば諸共の運命共同体。はてさてこの先どうなりますことやら。
韓国の政府系シンクタンクの試算によると、北朝鮮が今年になってぶっ放したミサイル33発の費用は、総額で4億~6・5億ドル(約536億~871億円)に上るという。国民の大半が飢えに苦しむ貧乏小国・北朝鮮に、どうしてそんなカネがあるのか。
そのあたりが皆目わからなった私は、先日のブログで次のように書いた。
「もしかしたらアメリカの軍需産業は、裏で北の豚魔大王と手を組び、『マッチポンプ』を仕組んでいるのではないか・・・。
(中略)
ミサイルを何発もぶっ放すには、莫大なカネがかかる。貧乏な小国・北朝鮮にそれが可能なのは、アメリカの軍需産業がこっそり資金援助しているからだろう。」
(10月28日《トマホークをめぐる妄想》)
そんな荒唐無稽な話があり得ないことは、むろん私にもよくわかっている。「妄想」の極みだということが、わからない私ではない。でも、「北朝鮮はなぜそんな莫大なカネを?」ということが、私にはまるでわからなかったのだ。
しかし次の記事を読んで、私の疑問は氷解した。北の豚魔大王、金正恩は武器商人よろしくロシアに軍事物資を売りつけ、その上がりでミサイル開発を行っていたのである。度重なるミサイル発射は、「開発」の役割を越え、軍事技術の優秀さを見せつけるデモンストレーションの意味を持っていたのかもしれない。
「ウクライナ侵攻を続けるロシアに北朝鮮が武器を供与しているとの疑惑が指摘される中、アメリカの分析サイトが北朝鮮からロシアに運行したとする列車を確認したと発表しました。
アメリカの北朝鮮分析サイト『38ノース』は、北朝鮮とロシア極東の沿海地方の国境付近を4日に撮影した衛星写真を公開し、分析を発表。
午前10時20分過ぎに北朝鮮側にあった三両編成の列車が、午後1時10分にはロシア側に移動し、さらに、およそ1時間20分後にはロシアのハサン駅に列車が到着していることが確認できたとしています。」
(TBS NEWS DIG 11月6日配信)
ご存知の通り、ウクライナに侵攻したプーチンのロシアは、ウクライナ軍の反攻に手こずり、軍事物資も尽きかけて苦戦している。武器商人と化した豚魔大王が売値をつり上げても、拒否することはできなかっただろう。
ギブ・アンド・テイクの利害関係で結びついたロシアと北朝鮮は、死なば諸共の運命共同体。はてさてこの先どうなりますことやら。