ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

平昌五輪 北の揺さぶりに韓国政府は

2018-01-31 11:45:10 | 日記
平昌五輪が近づいている。その前夜祭イベントとも言うべき南北共同行事に対
して、北朝鮮が一方的に中止を通告してきたことはきのうの本ブログでふれた
が、その理由が明らかになった。

「韓国メディアが、平昌五輪に関連して北朝鮮がとっている誠意ある措置を、
冒とくする世論を拡散している。そういった中で、北朝鮮内部の慶祝行事にま
で言いがかりをつける以上、合意した行事を取り消さざるを得ない」
                  (JCASTニュース 1月31日配信)

つまり北朝鮮は、この声明文で、五輪に関して自国がとった一連の措置を、韓
国のメディアが冒瀆(ぼうとく)している、と批判しているのである。ここで
言われている「北朝鮮内部の祝賀行事」とは、五輪開会式前日の2月8日、平
壌で行われる見通しの北朝鮮軍正規軍化70周年の軍事パレードを指してい
る。

この批判の文面には、「オレ様はな、おまえの国の世論をきちんとウォッチし
ているんだぞ!」と叫ぶ北のドン・金正恩の姿が透けて見える。「けしからん
ことに、おまえの国の人民は、このオレ様に対して、ひどい敵意を持っている
よな」とあからさまには言わないが、暗に「自分の国の世論くらい、しっかり
誘導しろよ!」と要求している。

傑作なのは、北朝鮮側からのこの中止通告について、韓国政府が自国民に示し
た対応である。韓国のメディアは、北朝鮮が五輪開会式前日に軍事パレードを
実施することに対して、「北朝鮮は、世界の注目が集まる日を利用しようとし
ている」と批判しているが、韓国政府は、この日程は「偶然」によるものだと
反論する。さらに、北朝鮮が合同文化行事を中止するのは、韓国の事情に「配
慮」を見せたからだと言うのである。どういうことか。

北朝鮮は電力事情が厳しいため、韓国側は発電機と暖房機器、そのための軽
油1万リットルを持ち込んで行事を行うこと計画していた。ところが、17年
12月に国連安保理で採択された北朝鮮に対する制裁決議では、ガソリンや石
油など石油精製品の輸出を年間50万バレル(約8000万リットル)に制限し
ている。今回の行事のために韓国が燃料を北朝鮮にも持ち込んだとしても上
限までには余裕があるが、それでも米国や日本からは「制裁履行に消極的だ」
と言われかねない、との見方も出ていた。
                        (JCASTニュース )

寛大にも北朝鮮は、我が国のこうした事情を斟酌してくれたのだ。ーーおめで
たくも、韓国政府はそう受け止めている。狡猾にも、そう受け止めたふりをし
ている。

何から何までこんな具合では、文在寅政権は「従北」の政権だと言われても仕
方がないだろう。そうまでして南北の民族統一が実現したとしても、統一後の
半島が北の若い独裁者に牛耳られることは目に見えているのに。
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平昌五輪 北の揺さぶり

2018-01-30 11:33:35 | 日記
平昌五輪が近づいている。これについて、「やっぱりなあ」と思わせるニュー
スを目にした。

2月9日開幕の平昌五輪に合わせ、北朝鮮南東部、金剛山(クムガンサン)で
の開催で韓国と合意していた合同文化行事について、北朝鮮は29日夜、一方
的に中止を通告した。韓国統一省が明らかにした。韓国政府への揺さぶりの可
能性もあるが、文在寅(ムンジェイン)大統領が「平和五輪構想」の柱の一つ
として強く推してきた行事であり、実際に中止となれば、文政権への打撃とな
る。(産経ニュース 1月30日配信)

この記事にあるように、北朝鮮は韓国政府に揺さぶりをかけようとしているの
だろう。しかし、何のためなのか?

以前、本ブログで書いたように、韓国で保守団体が金正恩の写真や北朝鮮国旗
を燃やす事件があり、この事件が北の指導者に大きな衝撃を与えた可能性があ
る。北の指導者・金正恩は、自分が主導する形で、南北朝鮮の統一を果たそう
と目論んでいる。この目論見からすれば、韓国の国民は近い将来、「我が国民
」になるはずだが、その(将来的)「我が国民」が、(将来的)国家の(将来
的)トップたる自分に、それだけの敵愾心をいだいているとは・・・。これは何
とかしなければ、と金正恩が危機感を持ったとしても不思議ではない。

それにしても、理解できないのは、金正恩がそのために韓国政府に圧力をかけ
ようと考えたことである。韓国政府に圧力をかければ、国民の感情、ーー自分
に対する敵愾心を、政府がうまく制御してくれるなどと、考えたのだろうか。

さもありなん。国民の感情など、政権幹部の力でどうにでもなるものだ、と金
正恩は、考えているに違いない。この指導者は独裁者として、これまでもそう
いうふうにして、北の国民の、自分に対する反抗心を押さえつけ、あるいは根
絶やしにしてきた。

だが、北の国民に対してならともかく、韓国の国民に対しては、この考え方は
通用しない。政府が上から押さえつけようとすれば、国民の敵愾心はますます
燃え盛り、激化するだけだろう。政府の弾圧は、火に油を注ぐようなものであ
る。若くして独裁者の地位に就いてしまったこの不幸なお世継ぎ様は、やがて
このことを、手ひどく思い知らされることになるだろう。

さて、安倍首相もお出ましになる平昌五輪、果たしてどうなりますことやら。
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赤報隊事件のこと

2018-01-29 11:56:55 | 日記
昨夜、NHKの番組「未解決事件ーー赤報隊事件」を観た。1987年、朝日新
聞阪神支局に目出し帽の男が押し入り、散弾銃で記者2名を死傷させた事件で
ある。この事件のことは、薄っすらだが、まだ私の記憶に残っている。朝日新
聞の言論を、許しがたい「反日」の言説だと断じ、これを暴力でねじ伏せよう
とした、なんとも卑劣な事件である。

この種の暴力の残忍さ、凄惨さは、活字で知るのとは違い、テレビの映像によっ
てまざまざと迫ってくる。この番組の映像を目の当たりにしながら、私は首筋
に冷たいものを感じた。朝日の言説をたたく、ーーこの一点では、私が本ブロ
グで何度か企てた試みは、このテロ事件の所行とあまり変わらないのではない
か。そう感じたのである。

私は本ブログで、各新聞社の社説に一通り目を通し、自分の「天邪鬼」の感性
に引っかかった論説に限って、これに反論を加える、というスタイルを貫いて
きた。私が反論の対象にしたのは、いわば好敵手、ーーつまり、論説の関心が
同じであり、論説のレベルが自分と同程度であると(おこがましくも)見なし
得た社説である。

社説は、それが〈権威〉として通用するものであるほど、私の天邪鬼の心意気
をくすぐった。〈権威〉といえば、朝日の社説はその大御所のような存在であ
る。それが私の社会的関心に共振するものを持ち、感性的に親近感ならぬ近親
感をいだかせるとあれば、これは私にとっては恰好のターゲットになる。朝日
の社説に反論を加えながら、私はブログでのこの自分の所行が、赤報隊のよう
な「右翼」の宣伝活動に該当するなどとは、思ってもみなかった。

しかし考えてみれば、このところの私のブログは、朝日の社説を取りあげるこ
とがめっきり減っている。「赤報隊」の関係者と見なされることを恐れたから
ではない。「右翼」のシンパと見なされることを嫌ったからでもない。ではな
ぜなのか、と問われても、うまく説明することはできないが、最近は、朝日の
社説に目を通しても、私の天邪鬼の心はビビッと共振しなかったのだ。これは、
私が「右翼」であることをやめ、「左翼」に傾いたからではない。そもそも
「右翼」とか「左翼」とか、そういうレッテル貼りは、私が最も嫌うところで
ある。
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平昌五輪と日本の両面作戦

2018-01-28 10:14:28 | 日記
平昌五輪が近づいている。五輪への参加を表明した北朝鮮の、その意図は南北
朝鮮の統一にある、と私は見ている。統一された朝鮮は、あからさまな反米国
家になるだろう。これはアメリカにとっては、なんとしても阻止しなければな
らない成り行きだが、その背後にロシアの思わくが働いていることを、アメリ
カは知っている。だからアメリカは表立って阻止の動きを示せないのだ。本ブ
ログで、私はそう書いた。

南北朝鮮統一の、その動きの背後にあるのは、ロシアよりも、むしろ中国の思
わくである、ーーそう主張する論者がいる。この論者の見解を取り上げたネッ
ト記事が、ググっても見当たらないので、今はその詳細は省かざるを得ないが、
要するに、中国は韓国を自陣に取り込んで、北朝鮮と一緒に、反日包囲網を築
こうとしている、だから、この中国の企てを阻むために、安倍首相は平昌五輪
の開会式に出席すべきだ、というのである。

こういうことになるだろう。ロシアも中国も、韓国を自陣に取り込むことで、
それぞれの思わくを達成しようと企てている。パイプラインを建設して、極東
アジアを支配しようとする、プーチンの思わく。反日包囲網を築いて、極東ア
ジアの覇者になろうとする、習近平の思わく。ーーそれぞれの〈力への意志〉
を実現しようとして、各国が激しくせめぎ合う国際社会の現実が、ここにはあ
る。この現実を知るリアリストの安倍首相は、ロシアに後(おく)れをとって
はならじと、平昌行きを決断したのだろう。また、きのうは河野外相が訪中し
た。日中首脳会談を調整する運びだというから、安倍内閣は、中国の思わくも
視野に入れ、これを阻止しようとしているのだろう。いわば両面作戦である。

現在の局面では、韓国がどの陣営につくかが勝敗の鍵を握っている。ロシアが
韓国を取り込むのか、それとも、中国が、あるいは日本が、韓国を取り込むの
かーー。ロシアと中国が相手では、事は安倍内閣の手にあまり、なんとも分が
悪い。悲観的な見方をすれば、日本の敗色は目に見えている。こんなときこ
そ、お〜い、トランプさんよ、あんたの出番じゃないのかい!
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やっとネットがつながった!

2018-01-27 20:57:50 | 日記
ネットがつながらない。困った。これでは私の一日が始まらない。嫌な予感
はしていた。けさベッドから起き出す前、スマホをいじってみても、ネット
のニュース・サイトが開けなかったのである。私は通話のみOKの格安 simを
使っており、通話以外のネット閲覧などは家の wi-fi で済ませているのだが、
その wi-fi がつながらないようなのである。あるいはタブレットなら、PCなら
つながるのではないか、と思い、ベッドから起き出したのだが、期待は虚し
かった。どのタブレットで試しても、つながらない。モデムの不具合かと思
い、モデムの電源を抜いて何度かリセットを試みたが、それでもつながらな
い。

私の一日はネット情報の閲覧から始まる。まず、釣行記のHPを開き、どこで
どんな魚が釣れているか/いないかを確認する。その後、ブックマークして
あるいろいろなサイトを斜め読みしながら、午前の小一時間ほどを過ごす。
朝の散策のようなものだが、そんなことをしていると、いわば化学反応のよ
うに、私の頭の中でいろいろな思いが湧き上がってくる。キーボードに向か
い、それを文字にすると、それがブログ記事の文章になる。そうした一連の
ルーチンを済ますと、昼食の時間になる。

それが、きょうはのっけからつまずいてしまった。ネットの森の散策ができ
ないから、私はきょうの一日を始めることができない。昼食前の大きな「仕
事」は、ブログの文章を書き、ブログの更新を行うことだが、それができな
い。ネットの情報を拾わなくても、書きたいと思うネタがないではないが、
それをきちんと文章にするのであれば、ネタ元のネット情報を精読しなけれ
ばならない。その確認の作業ができないと、私は文章を書き始めることがで
きないのである。たとえ書くことができて、ブログ記事が仕上がったとして
も、ネットにつながらなければ、それをアップすることができないのだか
ら、私のきょうの「仕事」は完全にお手上げである。

こんなときには部屋に引きこもらず、家を出て思い切り羽を伸ばそう、・・・と
思いたいのだが、窓の外では寒風がピューピュー吹いている。屋内にいてさ
え、寒くて麻痺側の半身がこわばってしまうこんな日に、私が外に出たら一
体どんなことになるのか。片麻痺で老いぼれの私としては、とりあえずオフ
ラインでも書ける文章を書き、のんびりテレビでも観ながら、ネットがつな
がるのを待つしかないのだろうか。
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