何ともはや。ポーランドにミサイルが着弾し、2名が死亡した。すわ、ロシアの仕業か、とNATOはいきり立ったが、そうではなかった。着弾したミサイルは、ウクライナ軍のものだという。ロシアのミサイルを迎撃したウクライナ軍ミサイルの、その残骸であることが判ったというのだ。
同じドンパチの戦いでも、現代の戦いは昔のそれとは違い、広範囲の国々の多くの住民を巻き添えにする。2名で済んだのは、不幸中の幸いだった。
この話は対岸の火事ではない。中国と台湾がドンパチを始めれば、台湾軍の放った迎撃ミサイルの、その残骸が日本の中国地方に着弾し、この土地の住民の命を奪う事態も充分あり得るのだ。その場合、悪いのはどっちなのか。賠償責任を負うべきは、どっちの国なのか。
被害の大きさを考えれば、そのマックスは戦争当時国が核爆弾を使った場合だろう。この場合、巻き添えを食らう被害者は全人類に及ぶ可能性がある。この場合は、賠償責任などと悠長な話をしている暇はない。
核を使った国に対して、残りの国々が核で報復の反撃を加えれば、地球という星そのものが吹っ飛ぶ可能性がある。
いやはや。アメリカのバイデン大統領はロシアの核使用を恐れ、及び腰の煮えきらない態度をとっているが、そういう究極の事態を考えてのことだろう。これは決して思い過ごしではない。
これがあの短慮の暴走老人、トランプだったらどういうことになっていたか、考えるだけで身震いがする。この近視眼の自己中老人、次期大統領選への立候補を表明したらしいが、いかんせん時機が悪かった。そんな判断もできなくなってしまったのだろうか。
核の可能性は、それがちょっとしたものでも、あらゆる国の賢明な指導者を金縛りの法にかける。その意味では、核は究極の抑止力と言えるだろう。良いことなのか、悪いことなのか・・・。嗚呼。
同じドンパチの戦いでも、現代の戦いは昔のそれとは違い、広範囲の国々の多くの住民を巻き添えにする。2名で済んだのは、不幸中の幸いだった。
この話は対岸の火事ではない。中国と台湾がドンパチを始めれば、台湾軍の放った迎撃ミサイルの、その残骸が日本の中国地方に着弾し、この土地の住民の命を奪う事態も充分あり得るのだ。その場合、悪いのはどっちなのか。賠償責任を負うべきは、どっちの国なのか。
被害の大きさを考えれば、そのマックスは戦争当時国が核爆弾を使った場合だろう。この場合、巻き添えを食らう被害者は全人類に及ぶ可能性がある。この場合は、賠償責任などと悠長な話をしている暇はない。
核を使った国に対して、残りの国々が核で報復の反撃を加えれば、地球という星そのものが吹っ飛ぶ可能性がある。
いやはや。アメリカのバイデン大統領はロシアの核使用を恐れ、及び腰の煮えきらない態度をとっているが、そういう究極の事態を考えてのことだろう。これは決して思い過ごしではない。
これがあの短慮の暴走老人、トランプだったらどういうことになっていたか、考えるだけで身震いがする。この近視眼の自己中老人、次期大統領選への立候補を表明したらしいが、いかんせん時機が悪かった。そんな判断もできなくなってしまったのだろうか。
核の可能性は、それがちょっとしたものでも、あらゆる国の賢明な指導者を金縛りの法にかける。その意味では、核は究極の抑止力と言えるだろう。良いことなのか、悪いことなのか・・・。嗚呼。