ささやんの週刊X曜日

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

わらにすがる

2022-11-01 07:34:14 | 日記
どうしてもブログのネタが思い浮かばないときがある。完全に暗礁に乗り上げて、にっちもさっちも行かないときがある。そんなときは、わらにもすがる思いで、自分が興味を持った事件のその後の展開に目を向けることになる。
私が興味を持ったのは、「餃子の王将」社長殺害事件である。この事件に関して、おもしろい記事があった。人気のニュースキャスター・辛坊治郎氏が、この事件に関して、京都府警の刑事から事情聴取を受けていたというのだ。記事はいう。

キャスター辛坊治郎氏(66)が(中略)この事件で、任意の事情聴取を受けたことを明かした。(中略)番組で事件について伝えた後、辛坊氏は「王将の社長さんが射殺された事件なんですが、実はね、私、この事件に関して京都府警の刑事2人に任意の事情聴取を受けたことがあるんですよ」と打ち明けた。
(スポニチアネックス10月31日配信)

もちろん辛坊氏はこの事件には関わっていない。記事は次のように伝えている。

辛坊氏は「私、そんな意識、全然ないんですよ。“この事件はこういう話だろう”というストーリーをしゃべっただけなのに、もしかしたら事件のこと知っているのかもしれないって」と、府警側の思惑を推測。「私が容疑者だとは一言も言いませんでしたけど、“詳しい事情を聞かせて欲しい”と、私のところに京都府警の刑事さんが2人でいらっしゃった」と説明した。

辛坊氏が番組でどう話したかは予想がつく。京都府警の刑事は当時、「そのくらい(わらにもすがるほど)暗礁に乗り上げていた」というのが辛坊氏の解釈である。

な〜んだ、と、がっかりするようなオチだが、私としては、きょうのブログで何を書いたらいいか皆目わからず、完全なお手上げ状態だった。すっかり暗礁に乗り上げた気持ちから、わらにもすがる思いで、この記事に活路を求めたのである。

やっとヒットマン・田中某の逮捕にこぎつけ、面目をほどこした京都府警だが、ここに至るまでには苦労も多かっただろう。ホント、京都府警の刑事さんたち、ご苦労さまでした。
コメント
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