「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

11月14日(時代の正義がわからない人間は、落伍していくと思います!)

2011年11月14日 | 毎日のしあわせの為の知恵

おはようございます。

いやあ、月曜日の朝、皆さんいかがお過ごしでしょうかー。

まあ、週末、気持ちよく自転車に乗れたおかげか、気分的にスッキリしていますねー。

特に筋肉痛もなく・・・まあ、のんびり走ってましたから、身体的にもオッケーだったってことでしょうかねー(笑)。


さて、そんな中ですが、この週末、いろいろなひとのいろいろな言葉を聞いたので、そのあたり、話していこうか、と思いますが、

僕は、日本人の正義、というのは、

「ひとりひとりが、自分の正義を持っている。そして、自分の正義を実行することに、命すらかけてしまうのが日本人だ。それこそサムライ魂だ!」

という風に見ています。


実際、自分の職もなげうって、当時の菅政権・・・というより、仙石官房長官に対して、尖閣諸島事件の映像を漏洩した公務員の男性がいましたね。

義憤。

そのために正義の行動をした彼は、まさしくサムライだったと思いますねー。


そして、時代の正義というのは、幕末・明治の世相を見てみれば、だいたいわかります。


その時代、徳川幕府こそ、正義だった。

しかし、時代の正義は、反幕府団体である薩長に傾いてしまった。

結果、徳川幕府は消え去り、薩長の指導する政府になってしまった。

そこから、幾多の問題・・・廃藩置県や士族解体など、最も反発を生むはずだった既得権益をはがす政策が実施されたのにもかかわらず、

時代の正義は、政府側にあると判断され、結局、当時の日本人達の多くが、時の政府を支持し、結果、西南戦争などの反発もあったものの、

政府は転覆することなく、生きながらえました。


その時代、多くの人間が、

「これこそ、正義だ」

という政策を実施できたからこそ、薩長土肥政権は、生きながらえたのです。


つまり、

「時代の正義とは何か?」

を常に見て置かなければ、いろいろな人間の行動に対して、評価はできないのです。


というより、

「今の時代の正義は、何か?」

を見ながら、時代を生きていかなければ、

「ああ、あいつは時代錯誤をしている。現代の正義を見誤っている。だめだ、もう、あいつは」

と見限られることになるのです。

そんな人間の言っていることなんて、信用なりませんからね。



そして、今、この瞬間の正義は、「オリンパス事件」「大王製紙事件」において明らかになった、

「古い日本人的価値観による、会社経営は、早急に改めなければいけない。コンプライアンスは、守らなければいけない!」

ということです。


「お家大事」「殿様バンザイ」

という、武士道的価値観によって、

「日本人の間でだけ通じる正義をかざして、経営してはいけない」

ということが、今、新たな正義になってきているんです。


これ、紳助さん引退事件で、まず、明るみに出たと思っています。


芸能界とヤクザの関係。

これは、美空ひばりさんの話を出すまでもなく、古くから、持ちつ持たれつの関係にありました。

しかし、そういう日本的古い因習を打破すべく、警察が動き出したからこそ、

結果的に、紳助さんが引退することになったわけです。


「お家大事」も、「殿様バンザイ」も、そういう日本的古い因習と呼べるものですよね。


「それを打破していこう!」


というのが、今、現在の正義になっているんです。


それが顕在化してきたのが、今の時代なんです。


その今の時代の正義を的確に理解し、その正義を実行に移したのが、今回、

「コンプライアンスに問題あり!」

として、ナベツネ氏の所業を、問題視し、世間一般に、指摘した巨人軍の清武氏です。


そういう時代の正義の上に、あの清武氏の行動はあったわけです。


そう理解しなけば、いけないわけですよ。この行動は。


それに対して、どうですか?

まあ、終わっている人間ばかりでしょ?


例えば星野仙一氏は、

「俺もオーナーに、「あんなこと言ってない」なんてことは、何度も言われた」

なんてことを言っている。

これ、

「俺だって、我慢したんだ。それを清武なんて野郎が、オーナーにかみつくなんて、言語道断」

という意味でしょ。

単に、

「あの時、俺は我慢したんだ。だから俺は偉い。清武は我慢できなかった。だから、あいつが悪い」

と言っているだけじゃないですか。


自分アゲして喜んでいるに過ぎないんですよ。ほんと低劣お馬鹿。


阪神のベンチに対して、

「ベンチがあほやから」

と批判して、クビにされた江本氏は、こう言っていました。

「そんなこと言ったってオーナーが辞めるわけないんだから、やったって無駄。それより、直訴するなら、退職届を持って、直訴しなければ」

ということを言っていました。


まず、

「オーナーは辞めるわけないんだから、やったって無駄」

ということは、どういうことでしょう。

このひと、ほんとに頭が悪いなあと思うのは、ない頭でわかった風なことを言っているんですよね?

オーナーが辞めない!なんて勝手に決めつけている。

いいですか?

コンプライアンス破りが、時代の正義にそぐわないということを清武氏は、肌で敏感に感じたからああいう行動を起こしているんです。

僕は今回のことで、ナベツネ氏を引退できなかったら、言論機関としての読売新聞は、信用おけないと思っています。

時代の正義に最も敏感であらねばならないのが、新聞ではありませんか?

それが出来なければ、終りですよ。読売新聞は。


そういう時代の正義も何もわからず、ない頭で、適当に、

「ナベツネ氏は、やめないだろうから、そこから話すりゃいいだろう」

と、ほんとに頭の悪さを露呈させているのが、この江本という人間でしょう。


さらに、

「できないことは、やらないほうがいい」

というのは、

「面倒にはかかわりたくない」

といつも言っている、いわゆる傍観者であれ!と言っているのと同じです。

そんな人間、誰が上に置きたがりますか?

日和見しか出来ない人間など、価値はありません。

それを奨励するとは、どんだけ頭が悪いんでしょう。


それに、

「退職届を持っていけ!」

というのは、自分の退職の代わりに、オーナーの問題行動を指摘せよ、ということですが、

ナベツネ氏にそんな事言ったって、それこそ、どうなるものでもないでしょう?

バカじゃないの?


時代の正義が、コンプライアンス破りを否とする時代になったからこそ、広く一般の正義に訴えたのが、清武氏の行動ですよ?


それをまったく理解してないわけですから、大笑いにも、程があります。

 

あと、よく散見されたのが、

「単なる、お家騒動だろ!」

という言葉。

馬鹿じゃないの?

物事を矮小化して、とらえているだけだろ?

時代の正義とか、そういう大事な情報がその段階で抜け落ちちゃうわけ。

そこからモノを言おうとするんだから、明らかにアホのやることだよねー。

 

ホント、何も考えていない、思考劣化人間ばかりだよね。

 

まあ、あと巨人軍の球団社長が、

「僕は清武氏はかばえない。ナベツネ氏の所業は、巨人がクライマックスシリーズで惨敗したから、その状況に対応したに過ぎない」

ということを言っていましたが、理由になっていません。


単に、読売グループ出身のお馬鹿なだけのナベツネに頭の上がらないアホです


だって、指導者として、実績のない江川氏をそれこそ、惨敗した巨人軍の救世主にしようなんて、普通に考えて、あり得ない結論じゃありませんか?

実績があって、誰からも信頼される指導者を、急遽入れるなら、説明になりますけどね。


まず、そこが、おかしい。


そういうおかしさに気づきながらも、説明としてしまう、頭の悪さ。


というか、こいつ、周りを馬鹿にしているんだよな。自分の頭がむちゃくちゃ悪い癖に。


ま、ナベツネの肛門を毎日舐めているような男の言葉なんぞ、信用おけないということです。



まあ、この事件に関連して、言葉を吐く連中の頭の悪さと言ったら、ほんと、どうしようもないですね。


だいたいが、星野氏と同様、自分アゲだ。


「俺は我慢したぞ。清武なんて、ぶち切れやがって。だから、俺は偉い。清武はだめ」


この程度ですよ。そういう人間は、時代の正義を理解してもなけりゃ、自分だけアゲてりゃいいんだから、こういうオトナがいかに低能だったか、

こんな人間を信用してきた自分が情けないですね。


僕は時代の正義に敏感に反応し、行動に移した清武氏に、正義があると見ますね。




さて、同じように時代の正義は、どこにあるのか、という話になりますが、もちろん、大阪市長選です。


僕は、日本人の最高の正義は、

「和をもって尊しとなす」

だから、いろいろな人間関係をぶっ壊そうとしている橋本氏は、不利ではないか、と当初予想しました


しかし、選挙戦に突入したら、もう、戦いを公にやる、ということが決まったわけですから、

「それとは、違う日本人の正義が発動されるかな」

と見ています。


僕は選挙というのは、ストーリーを語れる人間こそが、有利、だと思っているんです。


例えば、小泉改革というストーリーが日本人にウケたように、

「何かをぶっ壊して、新しい日本を作る」

というストーリーは、日本人ウケすると思うんです。


その大阪版をぶちあげているのが、まさしく橋本氏ではありませんか?


対して平松氏の話は、単に橋本氏を否定するのみ。

「橋本氏の話を聞いていると、生きている大阪のひとの姿がそこには見えない」

とか、印象程度の話ですよ。


新たに何かを創り上げよう、というのではなく、

「何も壊すことはありません。今までのやり方でいいじゃないですか」

という方向ですよね。これは。


これ、ポジティブと現状維持の戦いなんですよ。


であれば、日本人の正義としては、ポジティブな話を選ぶのでは、ありませんか?


「新たに行動を起した者がいて、その人間が正当なこと言っていたら、それを応援する」

のが、日本人の正義ではありませんか。


であれば、おのずと結果もわかってくると思いますが・・・・。


まあ、既得権益を守りがちな商人・大阪人というくくりがありますから、そこは、どうだかわかりませんが、

週刊誌などは、一斉に橋本氏叩きを開始しましたから、

「このままだと、橋本氏が、勝ってしまう。橋本氏が、優勢だからこそ、今、叩かねば!独裁者ができちまうぞ!」

という不安感から、そういう現象になっているんだと思いますね。


ま、これについては、静観していくのが、筋、ということでしょうね。


はからずも日本人の正義ということが、「ナベツネ事件」「大阪市長選」から、見えてきました。


「今、この時の正義」

が、わからないひとは、時代から落伍していくと、思います。


以上


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