「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

松田聖子さんの「瑠璃色の地球」!(月曜日の歌詞論考!:日本人的美学からの論考)

2010年05月31日 | 日本人の秘密
おはようございます!

今日はなんだか、天気が良くなりそうですね!

いやあ、週末にこの天気だったら、良かったのに!

と、まあ、終わったことは仕方がないですね!

まあ、月曜日から、こういう天気はうれしいもので、

久しぶりに気持ちいい天気になりそうで、

前向きにとらえましょうかね!

さて、今日は月曜日!ということで、

週の始めは、ゆるゆるな感じで、

歌詞論考!ということで、

バヤリース・マンゴーをおいしく味わいながら、

週の始まり、楽しくいきましょう!


さて、先日、「HOLIDAY」というアルバムを借りて聞いていたのですが、

まあ、J-POPの気持ちいい楽曲のコンピレーションということで、

なんだか、いろいろな気持ちのいい曲を聞いたのですが、

久々にこの曲を聞いたのですが、まあ、けっこう昔の曲ですけど、今聞いても

「いいなあ」

と感じた、ということで、歌詞論考しちまおうか、というわけです。

えーと。松田聖子さんの「瑠璃色の地球」という楽曲ですね。

これ、僕が大学生くらいの頃の楽曲ですから、けっこう知らない方も多いんじゃないか、と思いますね。

じゃあ、歌詞論考、ゆるりと、始めていきますか!



夜明けの来ない夜はないさ

あなたがポツリ言う

灯台の立つ岬で

暗い海を見ていた


えー、作詞は、松本隆さん、ということで、松田聖子さんとは、黄金タッグと言われていましたね。

というわけで、出だしのところですが、まず、

「夜明けの来ない夜はない」

という自然現象の理を話すことで、どうも今は、暗い状況にあるようですね。

それを、元気づけるために、

「今は暗い状況かもしれないけれど、きっと、好転する時がくる!」

と励ましているわけですね。「灯台の立つ岬」というのは、それ自体、光を発しているわけですから、

これから、どこかへ向かおうか、それを決めようと、周りを見回しているということを現しているのでしょうか。

いずれにしろ、「暗い海をみていた」わけですから、まわりは、暗い状況につつまれている、というわけで、

今、僕は、周りが見えない状況にある、ということで、よくあるつらい状況にはまっている状況を暗示し、

聞いている僕らと、同じ状況なんだ、ということを暗示しています。

つまり、この曲は、自分がきつい状況、つらい状況にあるときに聞くと、同感することができる楽曲だ、ということが、

ここから、わかりますね。


悩んだ日もある 悲しみに

くじけそうな時も

あなたがそこにいたから

生きてこれた


この辺りで、その暗い状況の具体的内容が語られています。

「悩んだ日もある」

というわけで、これは視聴者だれにでもあることですからね、共感を呼びやすい言葉でしょう。

そして、

「悲しみにくじけそうな時も」

ということで、これこそ、誰にでもあることです。

特に若い頃、十代なんて、こんなことの連続じゃないでしょうか。

そして、それを癒すのは、それを我慢できるのは、

「あなたがそこにいたから 生きてこれた」

ということで、愛するひとの存在、ということになるわけです。

そうです。これは、愛するひとを称えるストーリーなんですね。


朝日が水平線から 

光の矢を放ち

二人を包んでゆくの

瑠璃色の地球


というわけで、愛する人と二人でいる、ということを

まず、前提にしているわけです。

二人で手をとりあって、抱き合っている、そんな二人を、

静かに見守っている地球という大きな存在。ガイアが、

僕らを見守っている。それは、とても大きな存在で、

それでいて、二人を包んでくれる。やさしい存在。

美しい光の矢を放つ、それは、瑠璃色に輝く地球なのだ、

と、この歌詞は言っています。

この歌詞は、愛する二人を包む存在としての、地球を最終的には、言っているんですね。

なんというか、今のエコブームには、最適な楽曲のような気がしますね。

親のように、二人を包んでくれる存在。そして、それは、僕らを守ってくれる。

まあ、今は僕らがそんなガイアを守ろうキャンペーンの最中ですけどね。

エコという言葉の走りに、この楽曲があったような、そんな気もしますね。


泣き顔が微笑に変わる

瞬間の涙を

世界中のひとたちに

そっと分けてあげたい


悲しい状況から、うれしい状況に変わることを暗示していますね。

そして、涙を流すほど、感動的な瞬間を、世界中のひとたちと、分けあいたい、

ということで、世界中のひとびとと、つながりたい、ということを

示しています。

地球を讃えたあとは、世界中のひとびとをもってきて、

ワールドワイドなひろがりを感じさせて

より感動的な形にしている、というわけなんですね。


争って傷つけあったり

人は弱いものね

だけど愛する形も

きっとあるはず


戦争はいやなものだ。でも、それを大きなこころで、「ひとは弱いものね」と言ってみる。

でも、人間は、そればかりじゃない、きっと愛する形をとれるはずだ、ということで、

これは、人間というものをアゲしているわけですね。

「戦争をしている、という側面もあるけど、人間だって、愛することができるはず」

と、これ、神の視点というか、ガイアの視点なんでしょうか。

とにかく、人間というものを、客観的な視点でみれる、視座にいて、これを話しているわけです。


ガラスの海の向こうには

広がりゆく銀河

地球という名の船の

だれもが旅人


ストーリーは大きくなるばかりです。

今度は、銀河をゆく地球という船という見立てで、

僕らはその船に乗る旅人だ、ということを指摘しているわけです。

ここは、要は壮大な感じというものを出しているわけですね。

そして、旅人ということを強調して、僕らは、実は楽しい時間を過ごしているんだ、

明日、何が起こるかわからないんだよ、

と、まあ、そういう感じで、楽しい感じを僕らに示しているわけですね。


ひとつしかない

私たちの星を守りたい


というわけで、まあ、この曲では、ここを最も言いたいわけなんですけど、

思い切り、エコですね!

いずれにしろ、地球を守りたい!というのは、人類共通の願いですからね。

共感を狙ったということなんでしょうね。ここで。


朝陽が水平線から

光の矢を放ち

二人を包んでゆくの

瑠璃色の地球

瑠璃色の地球


というわけで、二人で朝陽を見ているというのも、暗示的なんですけど、

美しい朝の太陽を見ながら、地球を思っている僕ら、ということなんでしょうね。

そして、そういう美しい地球を守りたい、ということで、

ほんと昔の曲なんですけど、今のエコブームに、ぴったりな曲だなあ、という感じです。

どこか、テーマ曲に使えばいいのに!っていう感じですかね。


これ、やっぱり、自然との共生という、人類の共通の感覚を歌っているんで、

自然に自分の中で、いい曲指定をしていた、ということなんでしょうね。

地球を守りたい、

このことが、今のエコブームを呼んでいるということもありますし、

人類の共感を最大に与える思想なんですね。

そりゃ、地球がだめになったら、困りますからね。

つまり、この曲がなぜ感動を呼ぶか、なぜ共感を呼ぶか、というと、地球を守りたいという、言葉が、人類共通の願いだったから、

ということなんですね。


僕らの素直な願いを、そのまま歌詞にしたから、それが、共感を呼んでいるという図式なんですね。

そして、この曲が感動を呼ぶ事実が、今のエコブームにもつながっている、ということなんでしょうね。

なるほどね。


それに、お約束になっていますが、まず、ダメな状況、悪い状況から、はじまるんですね。

真っ暗な闇夜。悩んだり、苦しんだりしていた。

でも、あなたがいた。

そして、二人で見守る朝陽。そして、見守る地球。


すばらしいストーリーじゃないですか。

愛するひとと迎える朝。

その素晴らしさは、誰でもが認めるものです。

そう。やはり、ここでも、つらさから、立ち上がる自分、というヒットの方程式的ストーリーが奏でられていたんですね。

そして、愛するひとが、自分を助けてくれる。

ここらへんが、ヒットの方程式になっているような気がしますね。

うーん、やっぱり、いい曲には、いい曲である理由があるんですね。


まあ、でも、ここで、付け加えておく必要があるのは、やっぱり、松田聖子さんの声、ということなんですね。

聞いていて説得力がある声なんですよね。純粋さ、というのが、あの声にはあるんですね。

だから、この歌が、すっとこころに響く。

だから、いい曲、というだけでは、だめで、歌い手も選ぶということになるんでしょうね。


「瑠璃色の地球」。


朝から聞いていて、これだけ、気持ちのいい曲もなかなか、ないかもしれません。


気持ちいい朝を迎えて、今日の活力をもらう、そんな楽曲です。


気持ちのいい朝を演出するために、気持ちのいい曲をセレクトする!


そういうことも、必要な時代になってきたような気がしますね。


さて、今日も楽しく、いい一日を、迎えると、しましょうか!


ではでは。





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