「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

徳永英明氏の「僕のそばに」(名曲解析:女性は何を求めているのか!)

2010年04月26日 | アホな自分
おはようございます!

いやあ、良い週末でしたねー!

二日間とも、天気が良かったし、気持ち良く、自転車トレーニングできたし、

走る量も大目で、まあ、ちょっと体が痛いですが、十分満足した、週末でした。

こういう日々を、送れると平日のトレーニングにも、熱が入ります。

まあ、いい感じで、体もこんがり焼けてきたし、そういう腕なんか見ていると、

「ああ、いつもの、この季節が来たんだなあ」

と、思ったりします。

さて、僕は、このブログをできるだけ、多様性のあるものにしたい!と考えています。

「毎日、同じテーマで、書いているのも、どうかなあ」

と、考えているのですね。

「できれば、毎日、違うテーマで、書ければ、もっと、おもしろいブログになるのじゃないかなあ?」

と、思っているわけです。

まあ、というわけで、今日は、月曜日だし、ちょっと新しい企画でも、

という感じで、やってみましょうかね!


まあ、土曜日にカラオケに行きまして、自分なりに好きな曲を仲間に披露したり、していたんですが、


「なぜ、俺は、この曲が、好きなんだろう?」


と、ふと、思ったわけです。まあ、自分が好きでも、他人が好き、ということは、ないわけですけど、

どういう曲を、自分がセレクトしているかを、見て行くことによって、

自分の嗜好というものが、わかっていくのではないか?

ということで、考えてみたいなあ、ということで、ちょっとやってみようかなあ、

というところです。

まあ、どうなるか、わからない、初の試みですが、まあ、ちょっと論考かけて、みましょうかね!




今回、とりあげるのは、徳永英明さんの、「僕のそばに」です。

まあ、僕が、会社に入った頃、よくカラオケで唄ったおかげで、未だに、よく唄うナンバーになっている、というわけで、

もう、結構、古い歌ですが、遡上に載せてみようと、思います。



まあ、歌、と言っても、同じテキスト情報ですからね。

そこらへん、考えながら、やってみましょう!



「僕のそばに」


今慰める言葉より

君の寂しげな顔が・・・

遠くに映る夕日の中で

この胸を閉ざしてしまう


えーと、このシチュエーション解析から、はじめますか!

どうも、夕方、夕日の見える場所で、ふさぎこんでいる女性をなぐさめているんですね。

この主人公は。

なぐさめているんだけど、あまり、うまくいっていない。

そして、彼女の表情を見て、ふさぎこんでいる、メッセージを受けた、主人公は、胸を閉ざしてしまう、

というわけなんですね。


今頃他の男(やつ)ならば、

やさしい言葉で、君を・・・

髪を撫でてる、微笑んでいる・・・

僕には、できないから


えー、自分は説得が、うまくない、ということを前段で理解した、主人公は、

愚痴るんですね。

「他の男だったら、もっと、うまいことできるだろうなあ」

ということを言うんですね。でも、それは、ただの愚痴でなく、

他の男を馬鹿にしているんですねーーーー!


やさしい言葉で、なぐさめたり、髪をなでたり、しながら、仮初の微笑をたたえることができる、男・・・

でも、主人公は、それを明らかに、バカにしていますね!

いわゆる、自分アゲをやって、巧妙に、自分を売り込んでいるわけです。

もちろん、女性に向かってね!



もしも、寂しいのなら僕のそばにおいで

君を抱き寄せるくらいしか、出来ないけど



ここが、サビなわけですけど、

もっとも、この歌の主人公が、主張したい、場所なわけです。

一番主張したい、メッセージなわけですね。


で、何を言っているか、というと、

「そばに来て!やさしく、抱きしめてあげるから」

という、女性が、一番、言って欲しい言葉を、メッセージとして、なげかけているわけです。

しかも、あの、甘い徳永ボイスで!、


そりゃ、女性は、イチコロですよ!

女性というのは、基本、受身です。

だから、素敵な男性から、素敵なメッセージを受けることを期待して生きているところがあります。

その環境をうまく生かし、甘い徳永ボイスで、こういう甘いメッセージをだすことで、

皆、この曲を聞きたがる、というストーリーを引き寄せているんですね。


結局、一番の歌詞は、分解すると、


君は、ふさぎこんでいるけど、僕は説得がうまくないんだ。

他の男は、いろいろうまいだろうけど、でも、僕はそんな、男じゃない、特別な男なんだ!

そばにおいで。やさしく抱きしめてあげるから。



というメッセージ、そういうストーリーだということが、わかりますね。

これは、女性をやさしく、あやす、ストーリーです。

そういうストーリーを、女性に与えて、女性が、喜んでいる構図を引き寄せているんですね。


なるほどなあ。書いてみて、はじめてわかるね!



さて、二番、行ってみましょう!



今の気持ち、僕のこころ

アカペラで歌えるけど

裸にされた、言葉の意味は、

僕のわがままでしかない



僕は、ある気持ちを持っている。

それは、唄うこともできる。

だけど、それは、きみにとっては、

僕のわがままでしかない、と思うだろう。


ということですけど、要は、

「君が好きだ、君を僕のものにしたい」

というメッセージを、雰囲気で、女性に伝えている、ということなんですね。


この、僕のわがままでしかない、

という歌詞、よくできていますねー!

要は、僕のわがまま、と、謙譲的な雰囲気をもたせることで、女性アゲしているんですね。

なるほどー!



今頃、他の男(やつ)ならば、

流行りのセリフで、君を

涙を拭いて、口づけをして、

僕には、書けないから



これも、一番の歌詞と同じ構造ですね。

まあ、韻を踏んでいる、というか、同じ構造を持ってくることで、言いやすくしています。

それに、同じ構造だと、聞いている方が、安心する、という効果もあるわけです。

理解しやすいから、ですね。


そして、一番の時と同じように、


他の男は、さも、うまく、やることが、できるだろうけどさ、

俺、そんなこと、できないよ。不器用だもん。

でも、そんな男はだめさ。俺は特別な男なんだよ、本当は。


ということを言っていますね。

言葉では、自分を否定しながら、意味的に自分を誇る!

という、高等テクニックです!


そうか、なるほどねえーーー!(笑)


そして、ここで、



もしも悲しいなら、僕のそばにおいで、

君を抱き寄せるくらいしか、できないけど



という、殺し文句なわけです。

要は女性が、さみしい時や悲しい時に、聞くと、

なぐさめられる、言葉、

ということなんですね。


そうか。そうやって、曲、というのは、考えられているのか!


そして、ここが、この曲の中で、もっとも盛り上がる場所!

というわけで、主人公が、最も、主張したい場所なんですね。



胸の鼓動だけが、

時を刻んでゆく

不器用すぎるけど

いつも見つめている




「時間はいつも、うごいていくけれど、僕は、不器用ながら、君をいつも、みつめているよ」

ということを、言っています。

つまり、

「不器用な僕だけど、常に、君を見つめているんだ」

というメッセージなわけです。

これ、女性が、大好きなメッセージですよね!

「いつも、見つめている」

これです。これが、女性を打ち抜く、殺し文句なんですね。

女性、というのは、こころのどこかで、自分が、弱い存在だ、ということを意識しています。

自分をサポートしてくれる、父親のような、存在を、求めているのです。

その気持ちを打ち抜く、

「君を、いつも、見つめているよ」

というメッセージが、この曲を名曲としているんですねーーー!


いやあ、なるほどねえーーー!

いろいろわかって、おもしろいね!


さて、一番強いメッセージで、女性のハートを打ち抜いたら、さらに強いメッセージを感情込めて

歌うことで、さらに、強いメッセージにします。


もしも、寂しいなら、僕のそばにおいで

君を抱き寄せるくらいしか、できないけど


もしも、寂しいなら、僕のそばにおいで、

君を抱き寄せるくらいしか、できないけど



女性のハートを打ち抜き、いい気持ちにさせたあと、

さらに、たたみかける!


これは、女性に攻撃しているわけです。

女性の気持ちに向かって、こちらを向くように、

いろいろな気持ちいいメッセージを放つ、攻撃だ!

と見るのが、どうも正解のようです。


なるほど、ここまで、見てくると、女性の気持ちというのを、

しっかりと分析した上で、計画的に、最大に効果をあげる、攻撃が、なされていることがわかります。

と、同時に、こういう女性向けの曲を、分析することで、女性というものが、どういう生き物なのか、

どういうメッセージを好むのか、ということも、分析できてしまいます。


ある意味、女性攻略のための、分析、ということになりそうですねーーーー!


いやいや、おもしろかった。なかなか、意味のある論考になった、と思いますね。


女性が、どんなに、ふさぎこんでいても、僕は不器用だけど、いつも見守っているよ!

というメッセージを送る、

というのが、この曲のストーリーだったわけです。


なるほどねえ。

不器用とか、言いながら、相当うまく、女性のこころを、溶かして、いますねー。


いやいや、徳永さん、相当な、やり手ですわ(笑)。


いやいや、おもしろかったねー。

これ、毎週月曜日の楽しみに、しちゃいましょうかね。

これ、ずんどこ、やっていけば、女性攻略法に、なるもんね!

若い諸君は、大いに参考にしてください!


というわけで、今回は、これまで!


長くなりました。

ここまで、おつきあい、頂いたみなさん、ありがとうございました!

また、次回、お会いしましょう!


ではでは。


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