趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

選べるということ。

2012年09月13日 | つぶやき
この所テレビの放送も含めて、映画を続けて観たのです。
これは最近ではとっても珍しい事。
しかも、全部邦画だったというのもちょっとびっくりです。

どれも人間ドラマである事には変わりませんが、
年代や設定など、全く違うモノだったのですが、
考え続けていく中身は、不思議と同じようなモノになっていくのです。

おそらくは、自分自身の年齢的なものが一番大きく作用しているのだと思うのです。
「これから」のことより「これまで」の事の方が多いのですから。

そんな中、娘と息子は「これから」に満ちていて、
しかもそれらはようやく自分自身の元に舞い降りてきたかのように、手元にあるのです。
常に与えられてきた状況や環境を、自分で選んでいけるのだと知らされるのです。

その事をバクゼンと不安に感じて恐る恐るだった娘も、社会人3年目を迎えて
いっぱしになってきました。
特に女性の生き方は多様化しているし、自分が何を選んでいくのか、
自分自身で考えていかねばなりません。

映画や物語の中に描かれる生き方も、本当に様々で、
唯一云える事は、どんな事になったとしても結果は自分持ち、だということです。
自分で選んで、自分で引き受けていく。
そのことの、しんどさと、自由さとが多分人生の分かれ道を作るのでしょうね。
そして、そこにその人がどういう人かが現れる・・・。

「誰かの人生に乗っかっているだけ」という台詞が、とても印象に残っています。
生きている今を、どんな風に考えているのか、
共に生きる人がいるなら、それぞれ何を考えて生きているのか、
この瞬間を自分自身が選び取っているのだと思うと、
無駄にしてはいけないと少しは思えるかな。。


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