趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

映画「世界にひとつのプレイブック」

2013年06月03日 | 映画
久しぶりに映画館へ行きました~
一日で映画1000円で観られます。

アカデミー賞関連で話題になっていた「世界にひとつのプレイブック」は、
観たいと思っていたのですが、近辺上映が無かったのです。

こんなに時期がはずれての上映に、少し迷ったのですが・・・



観てきました!

‘ヒューマンコメディ’‘ラブコメディ’と宣伝されていたので、
もう少し違う映画を想像していました。
この映画って、コメディ???

過去の出来事から心を病んだ男女二人が出会い、再生していく物語です。

主人公が治療を受ける精神病院や、セラピーの様子など、
やはりこれは病気なのか??と問いかけてきます。
病気なんだから、治療、入院、薬の服用が必要なのだと。
薬をきちんと飲み、治療やセラピーを受けて、治るというマニュアル。

確かに自分自身の感情をコントロールできない様は、
観ていて痛々しいし、支える家族の苦労も思いやられます。
薬でなんとかなるのなら、そうしたいと願うでしょう。

観ながら、これって誰にも起こりうる事だと思ってしまいました。
生きていれば、痛烈なダメージを受ける経験は誰にもあると思うのです。
そんな時に、どんな風に立ち直っていけるのか、
どんな風に対処していけばいいのか、
それを問うている物語だと思いました。

ヒロインを演じた、ジェニファー・ローレンスは、
アカデミー主演女優賞に輝きましたね~
授賞式でのハプニングも、微笑ましく思いました。
若い彼女の熱演が、ステキです。。