瀬尾まいこさんの新刊、読みました~
瀬尾さんも、読むのが待ち遠しい作家の一人です。
この本、表紙がかわいいのです。
山に囲まれた小さな中学校が舞台で、駅伝大会に出場するまでの物語。
ああ、駅伝のお話なんだと思ったら、三浦しをんさんの『風が強く吹いている』を
思い出しました。
中学生の駅伝は、男子が6人で18キロを走ります。
陸上部だけでは足りないので、メンバーを集めるのがタイヘンです。
駅伝メンバーとなった6人と、新米顧問の女性教師の物語です。
等身大の中学生が、そこに見られます。
6人は6様それぞれで、性格も走りも環境も何もかもが違っています。
それはホントは当たり前なのに、何だか個性豊かに感じてしまうから不思議です。
自分の中学生時代を振り返っても、ああ、こんな男子いたいた、と思いました。
そして、そんなそれぞれの胸のうちが語られる章立てとなっています。
その胸のうちが、とてもずしんと心に響きます。
ああ、中学生っていいな、と思いながら読んでいました。
そして、これって親の立場の大人が読んだ方がいいのかもと思いました。
自分というものを持て余し、それでもどうにかしたいと頑張る・・・。
旨く頑張らせるという事の難しさを痛感しました。
あまりでしゃばらない新米顧問の上原先生が、著者と重なって見えました。
駅伝大会の走りの描写は、やはり興奮します。
一緒に坂道を上る気持ちになってしまうし、たすきを手渡す気分になります。
涙と鼻水とで、ぐしゃぐしゃになって一気に読んでしまいました。
おすすめしま~す。。
瀬尾さんも、読むのが待ち遠しい作家の一人です。
この本、表紙がかわいいのです。
山に囲まれた小さな中学校が舞台で、駅伝大会に出場するまでの物語。
ああ、駅伝のお話なんだと思ったら、三浦しをんさんの『風が強く吹いている』を
思い出しました。
中学生の駅伝は、男子が6人で18キロを走ります。
陸上部だけでは足りないので、メンバーを集めるのがタイヘンです。
駅伝メンバーとなった6人と、新米顧問の女性教師の物語です。
等身大の中学生が、そこに見られます。
6人は6様それぞれで、性格も走りも環境も何もかもが違っています。
それはホントは当たり前なのに、何だか個性豊かに感じてしまうから不思議です。
自分の中学生時代を振り返っても、ああ、こんな男子いたいた、と思いました。
そして、そんなそれぞれの胸のうちが語られる章立てとなっています。
その胸のうちが、とてもずしんと心に響きます。
ああ、中学生っていいな、と思いながら読んでいました。
そして、これって親の立場の大人が読んだ方がいいのかもと思いました。
自分というものを持て余し、それでもどうにかしたいと頑張る・・・。
旨く頑張らせるという事の難しさを痛感しました。
あまりでしゃばらない新米顧問の上原先生が、著者と重なって見えました。
駅伝大会の走りの描写は、やはり興奮します。
一緒に坂道を上る気持ちになってしまうし、たすきを手渡す気分になります。
涙と鼻水とで、ぐしゃぐしゃになって一気に読んでしまいました。
おすすめしま~す。。