主人公は30歳女性、一応小説家。
2作目がなかなか書けずにいる。
妻子持ちの‘カシキ’と切れないまま
8歳年下の‘ズームー’と一緒に暮らし始める。
‘ズームー’‘アームー’とお互いを呼び合いながら
『仲良しごっご』を続けた7年間の日々のお話です。
いつものように慣れた荒野さんの文章で
長くないのでもっとすーっと読めるかと思っていました。
こんなに読み進めるのが遅くなったのは
第一作目以来のことです。
(一作目は私には苦手な感じだったのです。)
でも、あの本とは違うのです。
読んでいて、苦しくなってくるのでした。
まるで荒野さんの吐露を受け止めているみたいで。
主人公が小説家で、「父神病」として小説家の父親が登場したり
まさに荒野さん?と思わせるような設定です。
だからといってフィクションだよね、と読むのですが
どうもいつもの様には上手く行きません。
それがもし作家の手管ならば
大成功です。
私には荒野さんの心の叫びが届いて来るようで
とても苦しくて仕方ありませんでした。
その気持ちに共鳴してしまい
それがまた何故なのか、分からずに読み終えた感じです。
他の人の読後感想が、とても気になる本でした。。
2作目がなかなか書けずにいる。
妻子持ちの‘カシキ’と切れないまま
8歳年下の‘ズームー’と一緒に暮らし始める。
‘ズームー’‘アームー’とお互いを呼び合いながら
『仲良しごっご』を続けた7年間の日々のお話です。
いつものように慣れた荒野さんの文章で
長くないのでもっとすーっと読めるかと思っていました。
こんなに読み進めるのが遅くなったのは
第一作目以来のことです。
(一作目は私には苦手な感じだったのです。)
でも、あの本とは違うのです。
読んでいて、苦しくなってくるのでした。
まるで荒野さんの吐露を受け止めているみたいで。
主人公が小説家で、「父神病」として小説家の父親が登場したり
まさに荒野さん?と思わせるような設定です。
だからといってフィクションだよね、と読むのですが
どうもいつもの様には上手く行きません。
それがもし作家の手管ならば
大成功です。
私には荒野さんの心の叫びが届いて来るようで
とても苦しくて仕方ありませんでした。
その気持ちに共鳴してしまい
それがまた何故なのか、分からずに読み終えた感じです。
他の人の読後感想が、とても気になる本でした。。