趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

「誰よりも美しい妻」井上荒野

2009年01月22日 | 
一気に読んでしまいました。
途中で止められなくなり
本当に困りました。
しっかり、つかまってしまいました。

井上さんは、何を探しているのだろう。
夫婦そのもの、なのか
‘夫’‘妻’というものなのか
何かを確かめようとなさっている感じを受けました。
そのための‘布陣’というような。

もしかすると読者に放たれているのかもしれません。
気持ちを揺り動かし
ざわめき立たせることで明らかになること。
そう、それは確かにあなたの言うとおりだと。

でも、今回も一つ違和感を持ちました。
主人公園子の息子の年齢に。
この感覚は、もうちょっと上だよな~と。

確実に井上ワールドにはまり込みました。
これはしばらく止められません。

この本、おすすめです!!