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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

アリス 第6話

2020-09-17 20:22:34 | アリス 韓国ドラマ

1992年の事件で収監されている男は「先生の言う通りにやっただけ」と言うものの、先生が何者なのか、更には先生の意図することがなんなのか・・・・指紋も登録されておらず、何者なのかもわからない男はただ不敵な笑みを浮かべるだけだ。
韓国では指紋の登録がない人間は存在していないと同じ事だ。この男も、その事実から、タイムスリップして1992年の世界にやってきた事だけが分かるだけだ。

本を持っていた学者が殺害された1992年の事件を調査し始めるジンギョムは、自分を襲った男が、今と同じ姿のまま、1992年の事件の際の資料の中に写真が残っているのを発見する。更にその男はジンギョムとユン・テイの前にも姿を現すのだが、明らかにユン・テイを見て同様を隠せない・・・・

1992年当時、ジンギョムの母であるユン・テイのパートナーだった彼。妊娠した彼女が姿を消した後も探そうとしたが、彼の元には「彼女は幸せな結婚をした」という間違った情報が上がってきたのみ。自分が銃を向けた相手が息子だとは考えてもいないのだ。

ジンギョムやユン・テイは彼が誰だかわからず、更に彼は自分の仲間たちにユン・テイとそっくりの人間に遭遇したことは秘密にしているのだ。秘密が多い上に恣意的に話されなかった事実が更に謎を作り出す。

ユン・テイはジンギョムから預かった母の遺品のタイムカードを調査。その時点で未来からやってきた時間旅行チームは異常行動と捉え、一気に研究所メンバーは危険にさらされる事に・・・・
そしてデータのコピーを手にしたユン・テイの先輩はだれかに殺害されるのだ。


1992年当時、父親を殺された少女は親戚に貰われていったとの事だがその後の行方は分からず。これで中華料理店を営む夫婦の養子になったユン・テイがあの少女であることが分かった・・・いつ、彼女が封印してしまっている記憶を取り戻すのだろうか・・・

そしてジンギョムの母から時間旅行の話を聞いていたと思われる研究所の所長・・彼はジンギョムの味方でいいのか。そしてユン・テイという名前を聞き一瞬顔色が曇ったチーム長。ジンギョムの親代わりである彼は何か秘密を知っているんだろうか・・・


氷雨

2020-09-17 20:21:01 | ソン・スンホン(宋承憲)

HPの閉鎖を計画中の為、それに伴う過去のデータの移行中。結構データ量があるので、突然唐突に過去の話題をアップし続ける予定・・・

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@氷雨  韓国公開日 2004年1月16日公開

ポゴシポ チュグルコ カッタ→
会いたくて会いたくて死にたいくらいとか 会いたくて死にそうだとかそんな感じだろうか・・・・

2004年1月中旬に韓国で公開されるも、残念ながら1月一杯で上映は終了。事実上の打ち切りはとても残念だが、映画はやはりあたってこそという面があるのも事実。

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2004・3 韓国版DVDを鑑賞
(字幕なしの視聴ゆえ、かなり大雑把な感想なことをご了解いただければ・・・・・)

技師→カン・ジュンヒュン(イ・ソンジェ)
女子大生→キョンミン(キム・ハヌル)
大学生→ハン・ウソン(ソン・スンホン)

交わっても混じることなく終わっていった3つの愛。

山岳サークルで先輩後輩として出会うジョンヒュンとキョンミン。二人を結びつける劇的な出来事が起こるわけではないが、自然にひかれ付き合いはじめる二人。このあたりはかなりあっさり描かれているが、それはかえって自然でいいのではないかと思う。不倫だからといって別に大袈裟な出会いである必要はない。特にキム・ハヌルにこれ見よがしに狂おしい愛に悩む女性を演じさせても、観る者は居心地の悪さを感じるだけであろう。外見からはそんな恋に悩むとは思えない彼女が親にも友人にも明かせない恋に静かに落ちていく様を淡々と描くほうが、彼女の感じる決意の深さを見ているものが想像することが出来るはずだ。

反対にイ・ソンジェ演じるジュンヒュンには、妻以外の若い女性との恋に悩む寂しさをもっと感じさせて欲しかったと思う。冒頭彼が一人雪山に佇む際に見せる寂しそうな笑顔の下になにが隠されているのか、それを感じさせるものがあってこそ、後半突然訪れる雪山での出来事に上手く繋がっていったのではないかと思う。(このあたりはイ・ソンジェの演技云々でなくもうすこし上手い編集があってもよかったのではないかと思う。)
何故彼が又一人雪山に望むのか、映画のコピーにも使われている「そこに行けば なくした人に逢う事が出来る」それをもっと観ている者に強く感じさせるものが足りず、逆に淡々と描かれすぎていてちょっと物足りない。

それに対し、ソン・スンホン演じるハン・ウソンが若さ故の真っ直ぐな気持ちで山に臨もうとしているのが、よくわかる。自分の幼さ、若さ故捕まえることのできなかった愛を確かめに行くというわかりやすい行為であるため、観ている者には彼の心の動きが想像しやすいのだ。スンホンも好演だと思う。若さ故の真っ直ぐさが強調される役柄であるゆえ、まだ深みを感じさせるまでにはいっていないのが残念だけれど、次に繋がるものは充分に感じさせていると思う。

3つの愛の触媒として雪山が存在したはずなのに、雪山の場面があまりにもただただ綺麗であっただけだったため、混じりあう予感を感じさせつつも結局交わっただけで終わってしまったことに、物足りない気持ちだけが残ってしまう。三人の出演者各々の演技がよかっただけに本当に残念だ。

雨のようにただ単に流れていく訳でもなく、雪のように白く積もる訳でもなく、雨とも雪ともはっきりしない冷たいもの。氷雨とは結局混じることなくすれ違っていった冬を想像させるにはぴったりの上手い題名だと思う。

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撮影が始まった頃はこんなことを思っていた・・・・
2002年9月からイ・ソンジェ主演の@氷雨の撮影が始まるらしく現在準備中。
山を舞台にしたストーリーということでトレーニングなどの準備が大変らしい。
@イ・ソンジェの出演作品では美術館の隣の動物園が可愛らしい映画で気に入っている。
風貌はちょっと似ているところがあるような気がするが、スケール感からいったら、まだまだ同じ土俵の上で語るには格が違いすぎる感じはする。映画では主演にとらわれず助演クラスで演技を磨くほうが妥当かもしれない。助演クラスから抜け出すことができなかったらそれはそれで仕方のないことだ・・・・・

2002年9月 撮影準備中のスナップショットがネットなどで紹介されている。
髪は相変わらず長め。Jリーグで活躍することになったアン・ジョンファンの髪型からウェーブを取ったら感じとでもいうのだろうか?

ちなみにウェーブがついた髪形はこちら