結婚後、初めての海外遠征先から帰ることのなかったジン。
ファンは海外留学の為、師でもある舅と二人、生死も分からない彼の帰りを待ち続けるイェジ。
不動産会社を営む兄弟の母は、不満の矛先を夫とイェジに向ける。(心労でシルバーヘアになってしまった母も可哀そうなのだが・・・)
彼女の交友関係を疑い、彼女が弁護士でもあり以前の恋人から母が出所したことを教えられた際のやり取りをこっそりと撮影し、彼女に家からでるように通告するのだ。
育ててもらった叔母の元に戻る選択肢のない彼女は、「ここが私の家」というものの、結局はパスポートだけ持って姿を消すのだ。
イェジが居なくなったと聞き、韓国に戻ったファンは、以前彼女がくれたスケッチブックに描かれていた場所で3年ぶりに再会を果たす。
教師と生徒、兄嫁と弟という関係でありながらもリラックスした日々を過ごしていたはずだったのに、ちょっとしたバランスが崩れてしまった時、ジンの失踪を受け入れることが出来ていないイェジは強い拒否反応を示すのだ。
二人の仲が近づいたと思っていたファンには想像もできない反応だが、兄嫁と弟という関係はそれでなくても韓国では危うく、第三者からは決して受け入れられない関係だ。そのまま喧嘩別れのように再び離れてしまう二人。
出所したイェジの母は、自分がイェジのために義理の妹に託したお金が娘のために一つも使われておらず、逆に彼女が小間使いのように過ごしていたことを知る。
イェジの元彼も「君が裁判を起こせば叔母さんからお金を取り戻すことが出来る」とイェジの母の気持ちを察してアドバイスをするものの「もう 何も争いたくない」という彼女は逆に母が叔母に対して怒りをぶちまけることがどうしても許せないのだ。
「そもそもお母さんがしたことで・・・」と母に訴える彼女だが・・・
(イェジの射撃が上手ということが、この出来事に何か関係があるのではと思わず勘ぐってしまうが…)
ジンの失踪には何か秘密があるようなのだが(当然オイルカンパニーの二人が関係しているに決まっている・・・)更に3年が経ち、ファンがアメリカから帰国したことでまた話が大きく動き出す様子。
それにしてもなぜイェジは幸せになれないのだろうか・・・