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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

親知らず

2010-03-15 21:50:17 | 韓国ドラマ・映画
予備校の数学講師の女性が好きになった男性は、初恋の人と良く似た高校生だった。
しかし彼を自分の初恋の人とそっくりと思っているのは彼女自身だけ。しかし男子高校生も自分の事を好きでいてくれるようだ。

戸惑いも殆どなく付き合い出す二人。

数学講師の女性の現在と過去の話が交差するように話が進んでいくのだが、それがある時点でトリック(別にタイムスリップするわけではない。わざと演出でそんな風にしてあるのだ)だと分るようになっている。しかしトリックと分ったからといってすっきりするわけではない。逆に「何故あの30歳はあの恋に夢中になるのだろう?」という謎がさらにぼんやりとするだけだ。

私は勝手に、子どもの頃でも大人になっても、人の愛し方はそんなに変わらないのだな~と思った。
ある人は子どもの頃でも大人になっても相手のことを冷静沈着に見極めて愛するかもしれないし、ある人は、若い時も年齢を経ても、狂ったように相手の存在を求めて、相手と一緒の存在になろうとするかもしれない。

大人になったつもりでも、やっている事は若い時とそんなに変わらないということを描きたかったのかと思ったりする。

数学講師の女性は、同年代の男性と同棲中。しかしその同棲相手は数学講師に若い恋人がいると知っても表立って嫉妬することはない。同居を解消しようともしていないし、数学講師の女性も同棲を解消するつもりも無い様子。私は若い高校生とのこの先より、この二人の同居がこの先どうなるのか、そっちの方ばかり気になってしまった。

数学講師の女性はあまり先のことを考えていない様子。しかしそんな女性でも反感を持つ同性は少ないだろう。積極的に共感もしないだろうけれど。多分それは演じるキム・ジョンウンの雰囲気からだと思われる。


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