後ひと月、これが最後の免許更新です。
更新手続きの前に70歳から74歳までの免許保有者は高齢者講習を受けなければなりません。
講習は約2時間。夜間視力、視野測定、実車指導、座学講義です。
75歳以上になると、これに加えて認知症機能検査がありますが、
私は今回の免許証更新が最後ですので、幸いというか認知症機能検査は受けなくてすみます。
今回の会場は二子玉川にあるコヤマドライビングスクール。
30年前ペーパードライバー教習を受けた教習所で、こどもたちもここで免許を取得しました。
全館、コース全てリニュアルされ、とても清潔でおしゃれな教習所に変身していました。
まるで大学のキャンパスのような雰囲気です。
久し振りに訪れ、ペーパードライバーを返上し、恐る恐る運転をした当時を懐かしく思い出しました。
夜間視力、視野測定共に特に問題はなく、ほっとしましたが、実車運転は少し緊張しました。
まず車種が違います。私の車はフットブレーキですが、教習所の車はハンドブレーキ。
ブレーキもとてもよく効き、少し踏みこんだだけでガクンときます。
教習生の運転する車は、実にゆっくりで、それに合わせてスローに運転するのも結構大変でした。
コロナ感染防止のため、乗車は講習生一人づつ。よって乗車時間も短縮され7~8分でしょうか。
あっという間に終わってしまいますが、それでもちょっと緊張したわ~。
今日の講習生は6人、男性3人、女性3人でした。
実車のあと、お教室で全員が注意されたのが一時停止の白線オーバー。
教官が仰るには、白線が見えないと皆さんはよくおっしゃる。
ところが赤信号ではきちんと白線の手前で停止できるのになぜか?意識の問題だそうです。
信号は早くから気が付き、脳で止まるよう早めの命令が発せられるのだとか。
一時停止とはタイヤの回転もピタリと止まることをいうのであって、いい加減な止まり方は違反だそうです。
2022年から道路交通法改正が実施され、75歳以上の高齢者ドライバーを対象に、
一回でも違反歴があると免許更新のハードルはかなり高くなるとのこと。
次回の更新は、皆さん大変ですよと脅かされました。私は関係ないけど・・・・
とりあえず無事講習会をクリアーし(試験ではないので誰でもクリアーできます)、
後は免許更新の手続きをするのみ。後3年無事故無違反の安全運転で参ります。