世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

私の読書

2017年06月13日 | 読書&映画

1年を通して24冊、1ヶ月に最低2冊は本を読む、という目標を年初に立てた。

今のところ9冊、目標には届いていない。

私の場合、読み始めると止まらなくなるが、とりつきが悪くて、読まないときは1ヶ月、2ヶ月全く読書をしないこともある。

また最初の3分の1まではのろのろ読み、なかなか進まない。が、その後は一気に読み上げてしまうのがいつものパターン。

本の種類はもっぱら小説。たまには随筆も読むけれど、読み切れないことが多い。あまり好きではないかもしれない。

昔から決して読書家とは言えず、文学少女からは程遠かった。

学生の頃は読書も一種のポーズ、教養と思い、「読まねばならない」という義務感もあって乱読していたような気がする。

今は違う!本当に読みたい本だけを楽しみながら読む。

図書館で次から次へと予約をし、時には同時に数冊届き追われることもあるが、そういう時は数ページ読んで興味がわかなければ即返却。

書店で本を購入することは夫婦共々殆どない。もっぱら図書館利用、いつもネットで予約している。

さて本を選ぶとき、貴方はどんな基準で選んでいますか?

最近は本屋大賞に選ばれた本、またノミネートされた本を徹底的にチェック。

1位でなくても、2位、3位・・・・・とても面白い魅力的な本がたくさんある。

本屋大賞1位に選ばれた本は区の図書館に十数冊用意されているが、予約しても数か月後、半年待たされることも珍しくない。

予約したことを忘れてしまうことも

私はほんわかとした、そこはかとなく温かみのにじみ出てくる本が好き。

古いものでは「舟を編む」「博士の愛した数式」最近では「昨夜のカレー 今日のパン」「コーヒーの冷めないうちに」

「羊と鋼の森」などなど。

「羊と鋼の森」は昨年の本屋大賞を受賞した本。昨年11月に予約した時は1000番台だったが、意外と早く順番が回ってきた。

高校の体育館のピアノを調律にきた調律師のピアノの音色に魅せられて、調律師への道へ進んでいく主人公の青年。

まるで本の中から美しいピアノの音色が聞こえてくるような、匂いがするような、繊細な光景が目に浮かぶ。

温かい人間関係の中で成長していく主人公外村に老若男女、読者すべてが共感するのではないだろうか。

とてもさわやかな読後感の残る本だった。さすが本屋大賞第一位!


そして昨日一気に読み終えた「暗幕のゲルニカ」(原田マハ著)今年の本屋大賞6位。

これを読んでいれば先日の箱根ポーラ美術館の「ピカソとシャガール 愛と平和の賛歌」はもっと理解できたかもしれない。

どこまでが事実でどこまでがフィクションかは定かでないが、少なくともピカソがどんな思いで「ゲルニカ」を描いたかが理解できた。

また歴史を紐解く一因ともなり、やはり読書は人を深め、人の心を豊かにすると改めて思った。


図書館から今年の本屋大賞1位「蜜蜂と遠雷」の順番が回ってきたとの連絡が来た。5ヶ月待ち!

本屋大賞が決定する前に読書家の友より推薦され即予約したので思ったより早く読めるのは嬉しい。

ワクワクするな~、早く読みたい!

 

 

いつもお読みいただきありがとうございます。                           

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コメント (6)
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