首都圏にお住いの方は向ヶ丘遊園という名を耳にすると、懐かしい!と思われるのではないでしょうか。
私もこの遊園地には今は紛れもないおじさん、おばさんとなった子供たちや孫たちとの楽しい思い出があります。
その当時から遊園地内にある薔薇園は有名でしたね。
この小田急向ヶ丘遊園は2002年閉園されてしまいました。
スリリングなアトラクションの多い他の遊園地に比べ、幼い子供向きの遊具が多い向ヶ丘遊園は貴重な存在でしたのに。
家族向けのテーマパークでした。閉園はとても残念です!
今は遊園地の跡地は藤子不二夫ミュージアムになっています。
そして薔薇園はその存続を望む川崎市民の要望を受け、市が引継ぎ、ボランティアの協力のもと生田緑地ばら苑となりました。
近隣には日本民家園もあり、一日家族で楽しめるエリアとなっています。
薔薇は今が見ごろ、丘の上に位置するため、駅からは長い上り坂を歩かねばならず、また最後は階段。
でもそれだけに「秘密の花園」の要素十分で階段を上りきると、あっと驚く華やかな花園が目に飛び込んできます。
春と秋の年2回の開苑のみで、春の開苑は5月28日まで。無料です。まだ間に合いますよ~。
苑内にはいたるところにベンチが置かれ、また芝生では家族連れが楽しそうにお弁当を広げていました。
薔薇園ではありますが、市民が憩いのひと時を過ごす場所として愛されていることを感じました。
スケール的には神代植物公園の薔薇苑には劣りますが、神代植物園にはない家庭的な暖かさを感じることができました。
薔薇に説明は不要です。その美しさをご堪能ください。
まずは薔薇の引き立て役をどうぞ!
こちらはまるで絵本の世界、あまりに可愛くてついシャッターを押してしまいました。
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