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世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

カナディアンロッキーのお花たち

2016年07月12日 | 海外旅行

いよいよ本当の最後です。

カナディアンロッキーは高緯度に位置するため、比較的低い標高でも様々な高山植物が観察できます。

今年は例年より雪解けが早く、6月上旬から次から次へとお花が咲き始めました。

6月13日出発の私の参加したツアーはお花の観察には少し早いか?と思ったのですが、

この早い初夏の到来で丁度良いシーズンとなりました。勿論雪が降ったりもして不思議な天気でしたが。

さてその高山植物、あまりに種類が多く、ここに全てを紹介するにととてつもなく長くなります。

そこでカナディアンロッキーの代表的なお花たちの紹介だけに留まらせて頂きます。

先のブログ記事でご紹介したお花とダブルものばかりとなりますが、少し詳しい説明を加えました。

 

ブリックリー・ローズ バラ科バラ属 日本名はオオタカバラ。

アルバーター州の州花にもなっていて、アルバーター州の車のナンバープレートにはこのお花が描かれています。

ウエスタン・アネモネ キンポウゲ科イチリンソウ属

雪解けと共に咲く初夏の花。コンソレーションレイクへのトレールでは群生していました。

インディアンペイントブラシ ゴマノハグサ科

ロッキー全域、どこでも見られるロッキーを代表するお花で、群生するととても華やか。

インディアンが使う絵の具に染まった絵筆ににていることからつけられた名前とか。

イエローレディーススリッパ ラン科アツモリソウ属

「黄色い女性用のスリッパ」、

花の形が女性用の履物ににていることからこの名前がつけられました。

この花にまつわるほのぼのとした先住民族の昔話がありますが、長くなるので省きます

白・緑色の花をつけるフランクリン・レディーズスリッパというのもありました。(写真撮ったはずだけどな~)

トゥイニングハニーサックル スイカズラ科

カナディアンロッキーには珍しいつる性の花。まるで葉っぱののお盆のうえに咲いているような花。

ブルークレマチス キンポウゲ科センニンソウ属 こちらもつる性

レッドフラワードコロンバイン キンポウゲ科オダマキ属

イエローコロンバイン ブルーコロンバインなどもある。イエローコロンバインはロッキー全域に。

日本原産のミヤマオダマキと区別してこれらは一般に西洋オダマキと呼ばれています。

グレッシャーリリー ユリ科カタクリ属

日本人観光客の中にはこの花見たさにカナヂアンロッキーにやってくる人がいるほど人気のあるお花です。

日本ではカタクリといえば青紫色、黄色は大変珍しいです。清楚で品格のあるお花ですね。

撮りためたお花は何十種類になるでしょうか。

お花を楽しみにしていらした読者の皆様には大変申し訳ないのですが、この他のお花は、

これからのブログ記事の間に差し入れる形でご紹介していきたいと思います。

最後に白樺に似たカナダの代表的樹木アスペン(ホワイトポプラ)!

このアスペンが秋になると黄葉し、カナディアンロッキーの山々は黄金色に染まるようです。


<旅行社ホームページより>

また行きたいな~!今度は秋に!(いい加減にしなさい、と叱られそう)。

次回から日常のブログに戻ります。長々と続いた旅行記お読み頂き、本当にありがとうございます。

正直私も疲れました。終わってホッとしています。

<完> バンザ~イ終わった~!疲れた~!

 

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カナディアンロッキーの野生動物たち

2016年07月11日 | 海外旅行

最後に今回の旅行で出会ったカナディアンロッキーの動物たち、お花たちをご紹介します。

と言っても覚えているものだけ、画像に上手く撮れたものだけ!

私の備忘録のつもりですので、間違いはどうぞご容赦ください。

手付かずの自然のままのロッキーの広大なエリアには、様々な野生動物たちが生息しています。

ラッキーなことにそれらのいくつかの動物たちと出会う機会がありました。

野生動物と人間の棲み分けはきちんとされており、それほどの危険は感じません。

人間と動物たちが共に生きている、そんな印象を与えてくれるカナディアンロッキーです。

まずはこちら、ブラックベアーです。動物園以外で初めて見ました。

ワヲー!さすがに皆興奮しました。こんな近くで出会うなんて!

車の中からの撮影の上に、興奮の余り手が震えて少々ぶれていますが、しっかり撮れました。

ハイウェー沿いで車のすぐ近くまでやってきました。

熊はタンポポが大好物だそうです。何を食べているのでしょう。怖いというより可愛い!

茶色いグリスリーベアより一回り小さく、個体数も多いそうです。

静々、いえ、のっしのっしとも森に消え行くブラックベアー。

同じハイウェー沿いでエルクにも出会いました。

シカ科に属する動物で、成長したオスの角は大きく立派!堂々としています。

後ろ向きになると、お尻の模様(?)がユニーク。

この近くでメスのシカと可愛い小鹿をも見ましたが、写真なし。

まるでサファリーパークのよう。

ここはマウントロブソンの私専用のコティッジ。何故この画像を載せるかというと・・・・。

ここにも現われました!ブラックベアー!

私のコティッジを「トントン」とノックした・・・・それはない。(笑)

残念ながら私は目撃しなかったのですが、私の小屋の左側で、夜9時ごろ(まだまだ明るいです)、

ツアーの男性メンバーお2人がマウントロブウンの写真を撮るため、スタンバイしていたそうです。

そこへブラックベアーが2回も現われた!50mの至近距離で!さすがに固まったと言っていました。

もし私がその場に居たら?と思うとゾッとします。キャ~と言って、即小屋に逃げ込んだでしょう。

動いてはダメと分かっていても、咄嗟の行動は?です。そしてお2人が熊の餌食に?あ~くわばらくわばら。

二泊しましたが、その話を聴いてから、夜中にコトコト音がすると、

私の小屋の周りを熊がウロウロしているのではないかと・・・。

こちらはマーモット。カナディアンロッキーのマーモットは白い毛で覆われていて、

ホーリーマーモットと言います。ホーリーは白の意味。

スイスでもマーモットに出会いましたが、スイスのマーモットはよりリスに近いです。

ジリスです。キャンプ場、公園、草原などあらゆるところに生息しています。

人を恐れず、えさを求めて平気でザックの上をよじ登ったり、チョロチョロしています。

ハチドリ!マウントロブソンロッジのオフィスコティッジにある蜜を求めてやってきます。

小さいからだながら、これでも渡り鳥。夏をロッキーで冬をメキシコで過ごすのだそうです。

この他にも雷鳥の親子、アカリスなどなど、見かけました。

さてコチラは何だと思われますか?

ちょっと不気味。シカか何かの残骸だろうとのこと。何故木の幹に?自然界は不思議です。

今日は動物編、次回は植物編です。

 

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初夏のカナディアンロッキー縦断ハイキング~その6

2016年07月08日 | 海外旅行

昨日の猛暑はどこへやら、今日は涼しい1日でした。

昨日はぐったりしておりましたが、今日は比較的元気です。

気温によりこんなにも体調が違うなんて、しみじみ私も老いたのだな~と思います。

<6月19日 第7日目> 

今日は暑い日本の夏をお過ごしの皆さんに、

ちょっぴりヒンヤリするような、すずし~い画像をお届けします。

第7日目はアイスフィールド・パークウェイを今度は南下し、

コロンビア大氷原のアサバスカ氷河上を歩くアイスウォークです。


<ツアーリーダーから頂いた写真をスキャンしました。少し画像が粗くなりましたが、私たちです>

4日目のウィルコックス・メドウハイキングで眺めたあの大氷河です。

現地専門ガイドの案内で”アイスウォーク”。ちょっぴり楽しみ、ちょっぴり不安

大氷原に雪が降り、氷となり、それらが周囲の山々を削る取りながら流れ落ちてくるのが氷河です。

アサバスカ氷河はコロンビア大氷原から流れだす氷河の中で3番目の大きさを誇り、

長さ6キロ、幅1キロと巨大です。

昔はもっともっと広大な氷河でしたが、冬の積雪量よりも夏の溶ける量の方が多く、

年々その姿は小さくなっているそうで、これも地球温暖化のためでしょう。その溶けていくスピードから

ガイドの話では50年先にはこの氷河は消えているかもしれないとのことでした。

え~?そんなに早く?と皆ちょっと驚きました。

そして今でも溶けた氷河の先端から、いろいろな物が見つかるそうです、そう!人骨だって

私たちはこの氷河の上を3時間半歩きましたが、夏のシーズン中は専用のバスと雪上車を乗り継ぎ

氷原、氷河上に降り立つことができる、そんなツアーもあるそうです。


<歩く私たちを悠々追越ていく雪上車>

本格的な雪渓すら歩いたことのない私、さて氷河を歩いた感想は?

勿論アイゼンをつけ、両手にストックをもち、ガイドについて安全なエリアを歩きますが、

思ったより簡単に歩けました。ザラザラとした固い氷の上を歩いている感じです。


<アイゼンをつけて、歩き方を現地ガイドに教えていただいたり、注意事項を聞いたり・・・>

氷は決して純白ではなく、一部青白かったり、グレイだったり。でも美しいです!感動です。

氷河上部から吹き降りてくる冷たい風でかなり寒かった!日本の冬山装備で歩きます。

途中、氷河の成り立ちに始まりいろいろ説明して頂きましたが、ここで書けるほどはよく覚えていません。

例によって歩みの遅い私は、歩きながらの写真は撮れず、立ち止まったときにのみパシャ!、

そんな中、必死で撮った写真です、どうぞご笑覧下さい。


<ツアー仲間と集合写真>

コロンビア大平原が見えます。

全員滑り転ぶこともなく、無事帰還、新鮮な感動の体験をさせてもらいました。

 

 

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かなり息切れがしてきた旅行記、後少しで終わります。もう暫くお付き合いください。

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初夏のカナディアンロッキー縦断ハイキング~その5

2016年07月07日 | 海外旅行


<カナディアンロッキー最高峰 マウントロブソン>

旅行記の続きです。ご興味のない方はどうぞスルーして下さい。

でも後半はお天気にも恵まれ、比較的よい写真が撮れました。

もし宜しかったら画像だけでもさらりとご覧頂き、応援のポチをして頂けると嬉しいですが・・・・。

5日目、季節はずれの雪山となったウイスラー山を降りてみれば、下界は陽の光が燦燦と!

明日からのお天気は期待が持てそうです。

アイスフィールドパークウェイをさらに北上、ジャスパーの町で給油と買い物をし、一路マウントロブソン州立公園へ。

ロッキー最高峰Mt.ロブソン(3954m)の見えるロブソンロッジに2連泊。

6日目、7日目のハイキングを最も楽しみにしていた私にとっては、絶好のハイキング日和となりました。

日頃の行いがいいからかしら、なんちゃって!

まずはこのロブソンロッジをご紹介します。

 

Mt.ロブソンを正面に望む絶好のロケーションにあるこのロッジはお料理も美味、

オーナー御家族もとてもフレンドリーで、大自然に抱かれ、とても居心地の良いところでした。

こちらが私の”オウチ”、ロッジです。ひとりで泊まるには勿体無い広さで、キッチン設備も整っています。

 

ロッジの窓からもカナディアンロッキーの最高峰Mt ロブソンが見え、これほどの贅沢があるでしょうか。

<6月18日 第6日目>


<出発前ツアーメンバー女性陣とマウントロブソンを背景に>

Mt.ロブソンの南壁を仰ぎ見ながらキニーレーク周辺まで往復ハイキングです。

徒歩約4時間、標高差は130mしかありませんので、誰でも気軽に歩けるハイキングトレールです。

<インフォメーションセンターからのマウントロブソンの雄姿>

このトレールは、Mt ロブソンに雨雲がぶつかり、周辺に雨をもたらすため、森林が潤い、

カナディアンロッキーには珍しいレッドシダーやツガの森が育つのだそうです。

地衣類や苔類も多く生殖していて、今までとは違った植物の生態系を見ることがでます。

  

 

レッドフラワードコロンバイン キンポウゲ科 オダマキ属

クイーンズカップ ユリ科 ツバメオモト属

登山口から2時間足らずでキニーレークの湖畔に着きます。

氷河湖独特のターコイズブルーに染まった湖面は吸い込まれるような美しさでした。

ここで1時間近くのんびり休息、ピクニックランチにします。

マウントロブソンもニュージーランドのマウントクック同様、全貌を観られるのはかなりラッキーなようです。

ここまで様々な気候を体験しましたが、この旅行のハイライトともいえるこの日が最高のお天気で救われました。

ロッジにはハチドリがよく飛んできます。

バリング飛翔をしているところが見たかったのですが、それは無理でした。

 

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初夏のカナディアンロッキー縦断ハイキング~その4

2016年07月03日 | 海外旅行

暑いです!7月が始まったばかりだというのに!

この暑さがまだ2ヶ月続くと思うと気がとおくなりそうです。エアコン、ガンガンかけています。

一時ほど「節電 節電」と煩く言いませんし、電気は足りているのでしょう。

この歳になって不快に夏を過ごすのは嫌!電気代は少しかかりますが、もう我慢はしません。

寒さに強く、冬場は暖房を入れるのが、よそのお宅より遅いようなので、採算はとれていると思いましょう。

また我が夫、超暑がりです!「暑い~暑い」と煩いことといったらありゃしない!

夫を見ているだけで暑くなります。アツイ、アツイ、と言っても涼しくなるわけじゃなし、

少しだまっててよ~と、これまた暑くて不機嫌な私。わがままな夫婦です!

 

それでは涼しくなる画像を皆さんにお送りします。

カナディアンロッキー5日目、ゴンドラに乗り、標高2182mの登山口へ。気温は零下1度。冬です!

 

雪に覆われたウイスラー山。それでも私たちは山頂(2468m)目指して登ります。

本来ならば、足元の可愛らしい高山植物を愛でながら、遠くに残雪と氷河の残る壮大な山々を眺めながら、

ルンルンハイキングのはずですが、まるでホワイトアウトしてしまったような光景に唖然としてしまいました。


<大阪から参加のおふたりと。私よりずっと年上です。とってもお元気!>

本当の山頂をもう僅か先のようでしたが、ここもひとつ手前のピーク。この日のハイキングはここまでとしました。

確かに寒い!しかしカナディアンロッキーに来て、次第に寒さにも慣れてきたようです。それほどでも・・・。

それよりも私は転びはしないかとハラハラドキドキ。身体全身に力が入りました。

 
<左 マウンテン メドー
 シンクフォイル(キジムシロ属) 右 モスキャンピオン(コケマンテマ)>

何とか転ぶことなく無事下山できました。

下山時には時折霧が晴れ、雲が流れ、遠くの山々や、眼下にジャスパーの街が見え隠れしました。

厳しいハイキングとなりましたが、これもまた思い出深いロッキーでの一日です。

雪道を歩くのに必死であまり写真を撮るチャンスがありませんでした。悪しからず

今回のロッキーハイキング全体地図を参考のために載せておきます。

 

 

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