7/20(土) 晴れ
しまった。アラームをセットしたのだが平日の設定で鳴らず、目を覚ますとすでに8時であった。
今日は須賀川で行われるコンサート、復興応援『その日が来るまで』 渡辺美里&sonodabandに参加するのだ。
早く起きて茨城から福島まで阿武隈の高地をバイクで走って須賀川に向かう予定であったのだがもう無理だ。
まだバイクで向かえる時刻だが、高速だけとなるとなんとも味気ないので新幹線で向かうことにした。
東京駅に着くと停電の影響で新幹線が一時間程運休していて先ほど復旧したばかりであった。
ダイヤは乱れていたが自由席なので発車するどの列車でも乗ってしまえばいいのが幸いであった。
おかげで予定時刻よりも早く須賀川に着いてしまった。幹線道路ではなく釈迦道川沿いの堤防を歩いて向かった。
駅から文化センターまで歩いて30分ほどだ。開場1時間前に着いてしまったので河原で空を眺めた。
須賀川の空は広い。
西にはうろこ雲のようなそうではないような雲が浮かんでいた。
南にはとんび(だと思う)が飛んでいた。
ライヴが行われる文化センターの写真を撮っていたら客待ちのタクシー運転手のおじさんが話しかけてきた。
この前ここでやったコンサートに来たけど今日は誰が出るんだいと聞かれた。
渡辺美里とソノダバンドダと言うと渡辺美里は知ってるけどソノダバンドは知らねーなと言った。
僕もソノダバンドは知らないので一緒だ。
そしてなんとかと言う演歌歌手の名を挙げたが、知らないと言うとえー知らないのと驚いていた。地元では有名らしい。
そろそろ開場だ。開場の列に並ぼうとしたら東京の知り合いがいて、驚くことに隣の席であることがわかった。
ロビーでは久しぶりに会う関西の知り合いがいた。みんな遠くからやってきてるねぇ。流石だ。
ソノダバンドが出てきたので最初はソノダバンド、後半が美里かと思ったら美里のサマータイムブルースのイントロが流れ出した。
サマータイムブルースは観客の心を掴むのにもってこいの曲だ。
ずっと一緒にやるのかなと思っていたら、ソノダバンドが30分程やってから美里になるらしい。
ソノダバンドは男性6人のインストゥルメンタルバンドだ。ソノダバンドは6曲ほど演奏した。
小気味いい曲を演奏する好感が持てるバンドであった。バイオリンの彼は特にイケていると思う。
美里が再び登場し、ソノダバンドの演奏で10曲歌った。10曲だとやっぱり美里がいま歌いたい核となる曲が並ぶ。
My Favorite Things
世界で一番遠い場所
BELIEVE
セレンディピティー
始まりの詩、あなたへ
10 years
My Revolution
恋したっていいじゃない
サンキュ
いつかきっと
美里の凄いところはコアな美里ファン以外も楽しませてしまうところなのだ。30年近くライヴに命をかけてきた賜物ではないかと思うのだ。
アンコールのサンキュといつかきっとは復興応援に寄り添う選曲であった。感謝の気持ちと未来へ向かう気持ちを噛みしめた。
今回3列目と言う至近距離だったので美里の表情がよく見えて、美里がこちらを見て歌うときはどうしようかと思う程であった。
MCで美里は地元のおばあちゃんに話しかけていた。おばあちゃん達が笑顔になっていたのがとても嬉しかった。
人を笑顔にできると言うのはなんて素晴らしいことなのだろう。
小学生を連れたお母さんに向かって、お母さんですかお姉さんですかと聞いたので、それはやり過ぎだろうと思った。
まぁいいか。
帰りの須賀川駅のホームでウルトラマンが並んだポスターがあった。須賀川市はM78星雲の光の国と姉妹都市になったとのことだ。
帰りの新幹線、駅でもすでに駅弁は売っていなかったのでビールのロング缶とミックスナッツを買った。
ビールはぬるかったが飲めたからよしとしよう。
今日はちょっと美里を褒め過ぎかもしれないが、これでいいのだ。
文化センター似てますか?ガラス張りのロビーって多いですからね。
最近、至近距離で美里のライヴを観られることが多いです。私にも運がまわってきたようです。
伊勢の日記は。。。もうすぐ書くと思います。
文化センターと似ていたのでビックリしました。
3列目で見れるなんて最高のコンサートに
なりましたね。 これは次のコンサートの
席が遠くても我慢しないといけませんね。(笑)