風になれたら

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北海道ツーリング2013 最終日 上富良野~美瑛~苫小牧

2013-09-22 | 

9/22(日) 晴れ

朝ごはんはカレーだ。レトルトだけど、最近のは美味しいね。

今日は風が強いが朝露で濡れたテントを乾かすのには好都合だ。

今日で北海道ともお別れなのでテントはできるだけ乾かしておきたい。

乾かしている間に今日のルートを考える。フェリーの出る苫小牧まで直行なら200kmを切っている。

まだまだ時間はあるので、美瑛に行ってからにしよう。それから南下しよう。

 

上富良野のキャンプ場を出たのは9時半だった。美瑛まで真っ直ぐ行けば20kmだが、ちょっとワインディングロードを走ってから行こう。

このルートだと倍の距離になるが時間はあるのだ。

道道291号を十勝岳方面に向かう。ここはお気に入りの森の中を抜ける中高速ワインディンングロードなのだ。

道道966号との交差点から富良野岳を臨むと山頂から紅葉が降り始めていた。

空いていたら吹上温泉に寄ろうかと思ったが、数台の車が停まっていたのでパスした。

噴煙を上げる十勝岳を右手に見たあと、美瑛の森を眼下に一気に下って行く。

平らな場所に出たら青い池の看板があった。Macファンとしては寄ろうかと思ったが観光バスが止まっていたのでパスした。

また今度。

 

美瑛は駅の北西の丘は行ったことがあるが、南東側は訪れたことがなかったので今回訪れてみることにした。

北西側に比べると南東側の丘は緩やかな印象だった。観光客も少なめだ。

今日は美瑛センチュリーライドと言う自転車の競技大会があって多くの参加者が走っていた。

バイクも気持ちいいけど自転車も気持ち良さそうだ。

 

美瑛からあとは南下するのみだ。再び上富良野を経由して富良野方面に向かった。

国道は避けてのどかな道道を行く。富良野でお昼ご飯にした。

今日はラーメンだな。見つけた店は人気店らしく行列ができていた。

しばらく並んでいたが全然先にすすまないので隣の蕎麦屋に入った。

カツ丼蕎麦セットを頼んだ。ミニ丼とかミニ蕎麦じゃないフルサイズでお腹もパンパンだ。

国道38号から国道237号に入ると交通量は激減し森の中をひたすら走って行く。

占冠の道の駅でメロンを食べた。シムカップはアイヌ語のシモカプ、とても静かで静かな上流の場所と言う意味している。

日高峠を越えて沙流川沿いの道を太平洋方面を目指す。沙流川には大きな渓魚が棲んでいそうだ。

 

太平洋が近づくと競走馬が草を食む牧場が現れた。太平洋側は競走馬の故郷なのだ。

もうすぐ苫小牧だ。スロットルを戻してフェリーターミナルに向かった。

港に少し早く着いたので土産物屋をのぞいたり出航を待つ人と話をしたりした。

フェリーに乗り込んだ。急に力が抜けて行く感じに包まれた。

日が暮れてもうすぐ出航だ。

今回、食料は持ち込まず船内のビュッフェレストランを利用してみた。 

美味しいが、失敗だ。食べ過ぎてしまうのだ!!!

これを食べたらお替わりとデザートまで食べてしまった。

今日の走行距離は259kmであった。

 

次の日の午後、大洗に入港した。茨城の空は北海道と同じくらい広いはずなのだが、北海道の方が広く見えるのはなぜだろう。

雲のかたちが違うのかもしれない。

家までは134km。今回のツーリングの走行距離は2,402kmであった。伴ちゃんのオドメーターは67,770kmとなった。

 

これで今年の北海道ツーリングは無事に終わった。

終わりがあれば始まりがある。なんてね。

 

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
シリーズの最初から (noname)
2013-10-20 18:33:28
読み返してみました。 ( ゜∀゜)

フェリーの旅は扉を潜るような感じがして好きです。
始まりは映画館の照明が徐々に落ちてゆく感じ。

コース, 宿泊, 食事, 天候等々、
情報ツールの進歩で賢い旅ができる時代になりましたね。
なおさんはそれらを駆使しながらも心のどこかでは
不便や不都合が起きることを望んでいる感じもします。
見込み違いならご容赦。 ( ゜∀゜)

ともあれ、いい旅を無事に終えられました。
写真を眺めながら、年内いっぱい余韻を愉しんでください。



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ちょっとした (なお)
2013-10-21 12:40:05
nonameさん、
非日常が旅だと思うのです。僕にとって国内キャンプツーリングはちょうどいい非日常さなのです。
体力的には厳しくなってきましたが。。。

稚拙な内容の日記ですが、読んで楽しんでくれる人がいるのであれば幸いです。

nonameさん日記も読んでますよ~。
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Unknown (suzakidです)
2013-10-22 01:23:07
旅のおわりに

The Ending ほど 艶かしいものはないでしょう

あたらしい旅に向けて^^

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余韻に浸る (なお)
2013-10-22 12:44:56
スーさん、

フェリーの旅はその土地をゆっくりと離れていくので、余韻に浸る時間が長いのもよいところです。

北海道以外にも行きたいところがたくさんあって迷ってしまいます。スーさんも良い旅を!

スーさんの日記も読んでますよ~。
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また来年 (ごん)
2013-10-23 22:15:34
なおさん、こんばんは。

夕暮れのフェリー埠頭がどこか寂しげ。
旅の終わりにぴったりのいい写真ですね。

都会の日常生活から離れてリフレッシュする時間は必要ですよね。
体力つけて、また来年もいい旅を!
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毎年 (なお)
2013-10-23 23:32:02
ごんさん、
どこかに行けるのは幸せなことです。

仕事や家庭と距離を置いてリフレッシュする時間は必要ですよね。メリハリとバランスです。

遊び続けるためには体力と日々の積み重ねが必要ですね。気張らないで頑張ろうっと。
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宿題 (ワカバ)
2013-10-24 14:00:48
いっぱい残してきましたね。
やはり来年も…。(笑)

旅の終わりかたって、案外重要なのかもしれませんね。
終えたことに対する満足感と、脱力感。
どちらか一方に偏ってしまうと“次”に繋がらない気がします。

ええ塩梅で終われる旅が、贅沢なのかも?
…と、思ったのでした。(笑)
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憧れるなぁ~ (vans)
2013-10-24 22:16:09
バイク海苔にとって北海道ツーは憧れというか、
目標というか、
北海道ツーをしないと、ツアラーとして認められないというか・・・
そんな気がします。

なおさんの日記は、そんな半ツアラー(半漁人みたいなw)にとって参考になります。

まずは、テントツーから勉強しなくては!
と思い、テント購入しました。

といっても、たまたま見つけた安いテントをダメ元で衝動買いしただけなんですけどね。

値段は、なんと!
¥1,280!!
だ・・大丈夫か!?

未だに袋に入ったままですけど・・・(爆)
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いたってゆるゆる (なお)
2013-10-24 23:54:54
ワカバさん、
結構ずるずるでゆるゆるな旅です。機会があれば宿題やってもいいかなぐらいな感じなのです。

旅の終わり方は考えたことがありませんでした。
でも心を自由にできる時間を持てた余韻に浸って帰ってきたので、良い終わり方だったのだと思います。

来年はまだ考えていませんが、衝動に駆られて行ってしまうかもしれません。
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自分が基準でどうでしょう (なお)
2013-10-25 00:13:37
vansさん、
北海道は素晴らしいですが、行かなければツアラーじゃないなんてことはないと思いますよ。

vansさんも時間を見つけては走っているじゃないですか。たまにバイクに乗る人から見たらツーリングオタクです。

テントよりマットと寝袋の方が重要だと思います。でも1,280円のテントだと寒くも暑くもないからりとした晴れの日がいいですね。暖かくなったらキャンプに行きましょう。
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