風になれたら

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中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

夜会 VOL.18 橋の下のアルカディア もう1回

2014-12-30 | 中島みゆき

12/16(火) 冷たい雨

中島みゆきさんの「夜会」は2度目も美味しいのだ。2度目に選んだのは楽日、1ケ月に及ぶ公演を経た夜会がどのように熟成されたのかがとても楽しみだ。

仕事で捕まることなく、会場の赤坂ACTシアターに向かった。着いたのは6時半、冷たい雨が斜めに吹き付ける中開場を待った。早めに開場してくれて助かった。 

 

幕が、上がる。今日は雨のため、空気が湿っているからか、みゆきさんの声もしっとりとしていて、よく通っていた。

今日の座席は後ろから2列目と遠かったのでオペラグラスを持参した。 オペラグラスだと、表情がとてもよく見えて、顔でも演技してるんだ、と妙に感心した。

新しいストーリーと歌についていくのに一所懸命だった前回の公演と異なり、今回は歌詞、顔の表情、流れる汗、セットの細部までも楽しむことができた。

今回のテーマは捨てる、捨てるものは人から国まで、何かを得るために何かを捨てる人々が描かれる。最後は未来に希望を感じさせてくれた。

こうして、ライヴで感じることのできる時間はとても貴重だ。穏やかで感謝する気持ちが芽生えてくるのだ。

 

カーテンコール、立ち上がって出演者、ミュージシャンの一人一人に拍手を贈った。

そして、みゆきさんの挨拶も心温まるものだった。

ハッピーエンドになるよう作ったつもりです。この夜会を観て日常の小さな幸せに気づいてくれたら嬉しいです。

23公演、毎日歌詞を間違えました。12月31日は期待しないようにしてくださいね。

てなことを言われていたような気がする。みゆきさん、カンペを見ていいからね、と思う。

 

第65回NHK紅白歌合戦、スコットランドや余市からの中継は無くなってしまったが、NHKホールでなくて別スタジオかららしい。12年ぶりにザワザワとする大晦日がやってくる。

みゆきさんは最後から4番目、「麦の唄」をマッサンのエリー役、シャーロットの前で歌ってくれるかもと思うと嬉しさ倍増だ。

そして、クリスハートがみゆきさんの「糸」を歌うとのことなので、これも必聴だろう。他にもみゆきさんに楽曲提供を受けた人たちも多く出演しているので、その人たちもみゆきさん!と思っているかもしれない。

 

公演が終わって外に出たら雨は綺麗に上がっていた。

帰りの乗り継ぎで有楽町を通った。せっかくなのでニッポン放送に行ってみた。

玄関少年やってみたかったな。玄関少年/少女と言うのはニッポン放送の玄関でオールナイトニッポンの出待ちをしていた80年代の少年少女のことなのだ。

みゆきさんはオールナイトニッポン月イチと言う番組を現在やっているので、死ぬまでにやりたい100のことじゃないが、来年は玄関少年してみようかと思う今日この頃だ。

次の放送は1/11(日)の27:00-29:00 なので、次の日休みだ。どうする!?

 

2015年、みゆきさんはデビュー40周年だが、特別なことはやらないだろう。みゆきさんの時は前生、今生、来生の尺度で動いているにちがいない。

みゆきさん、2015年もよろしくお願い申しあげます。 

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