風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

北海道ツーリング2016 5日目 屈斜路湖へ

2017-01-04 | 

10/5(水) 晴れ

 今日は良い天気で風も穏やかだ。出発するのに申し分ない。クッチャロ湖に3泊したが、強風に晒されっぱなしであった。一緒に3泊した名古屋からのライダーも強風には参ったと言っていた。彼にホットサンドを半分あげたら自分も今度作ってみようと言っていた。彼は今日知床半島方面に向かうそうだ。泊まるところはまだ決めていないと言っていた。私が今日泊まる屈斜路湖はお勧めだよと伝えておいた。

 テントを乾かしてから出発した。使っているテントはマーモットのライムライト2、メッシュ部が多いので強風の下では隙間風がけっこう入ってくる。夏はいいけれど冬は寒い。4シーズンテントを手に入れたいところだ。

 パッキングを終えて湖を眺めた。湖に強風は似合わない。鏡のように平らで静まり返った湖を見てみたい。

 ひたすらオホーツク海を南へ向かう。ゆっくりと走っているため、風の抵抗がなく疲れないので休まずに走り続けた。しかし、お腹は空くのだ。何を食べよう。寿司だな。回転寿しの店をナビでセットした。その場所に行ってみると店は潰れていた。その街を離れて次にセットしたのは洋食の店だ。その場所に行ってみると店は潰れていた。そう、使っているナビは8年前のデータが入ったナビなのだ。再び次の洋食屋をナビに設定した。おお、今度はその店があった。小さな看板、建物は国道からよく見えなかったが、道を曲がると可愛いレストランが建っていた。駐車場の車のナンバーを見ると地元のナンバーばかりだ。ここは当たりかも、と期待に胸が高鳴る。

 店内にはジャズが流れ、落ち着いた雰囲気だ。メニューの限定日替わりランチが一番高い値段 (1380円) だったので、お勧めに違いない。日替わりランチが何か聞いてみるとハンバーグであった。ここは迷わず注文した。店主はひとりで全てをこなしており、忙しそうでった。なので料理が出てくるのに時間がかかったが、急ぐ旅ではないのでゆっくりと待った。そして料理がやってきた。味わい深いコンソメのスープ、付け合わせの生野菜もグラッセされた野菜も新鮮であることがわかる、燻されたソーセージの歯ごたえと香りもいい、肉汁たっぷりのハンバーグが口の中で転がる。素晴らしいハーモニーだ。コーヒーも付いてこの品質と値段、いつまでも営業されることを願いつつ店を後にした。オホーツク海沿いを走るときにはこのレストランに寄ろう。店の名は湧別の洋食YOKOYAMAだ。

 美幌峠を越えて屈斜路湖畔のキャンプ場に投宿した。キャンプ場の受付で隣の湖心荘は何時まで温泉に入れるか尋ねたところ、この前の台風で温泉設備が壊れて温泉は休業とのことであった。片道17kmのセイコーマートまで買い出しに出かけた。キャンプ場に戻って和琴半島付け根の無料露天風呂で身体を温めてダウンを着込み、小枝を集めて焚き火をし、湖を眺めながらビールを飲んだ。明日晴れたら雌阿寒岳に登ろう。

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