風になれたら

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山を歩いて風になる

夜会 Vol.16 みゆきはやっぱり美しい

2009-11-22 | 中島みゆき
キンッ!とした空気の中を歩くと夜会の季節だなと思う。

最初の夜会からもう20年。もうそんなに経つのか。今年は夜会 Vol.16、タイトルは夜物語「本家・今晩屋」


17:00、ACTシアター着。早すぎ。誰も並んでいない。


飯でも食ってこよう。うどんを食べて戻ると20数人の列ができていた。40分ほどして会場。

入場するとCD/DVD売り場に並びニューアルバム「DRAMA!」とニューシングル「愛だけを残せ」を購入。特典のサインをゲット。山積みのサインを見てみゆきの心遣いを思う。

夜会ではオリジナルカクテルが飲めるのだがいつも素通りしていた。今日はなぜか飲んでしまった。麦焼酎ベースの炭酸割り「厨子王」。甘く青い姿はまだあどけない厨子王を思わせる、と書いたが甘い酒は苦手である。ちなみに甘いものは大好きだ。

昨年、今年の夜会のテーマは安寿と厨子王、森鴎外の「山椒大夫」だ。

先月、丹後半島にツーリングに行った際、安寿と厨子王を買った山椒大夫の屋敷があったという丹後由良に泊まった。安寿の汐汲浜にも足を運んだ。ツーリングの模様はコチラ

そして青空文庫で「山椒大夫」も読んだ。額の十文字のところはヤバすぎ。読み終えてココロの中はどろどろ。

と、並々ならぬ予習を経て臨んだ今年の夜会。この場面はあの場面、この小道具はあの道具、この台詞はあの言葉と理解度倍増。理解しなくても夜会は楽しめるけど昨年よりずっと楽しめた。

座席は端だけれど前から3列目、みゆきの表情が手に取るようにわかったのが嬉しい。初日や休日を外したのが良かった、と信じている。近くで見るみゆきは美しい。アスタリフトを使用しているのだろうか?それとももっと凄いやつか?

ミュージシャンのブースが見えるのでそちらもつい見入ってしまった。ヴォーカルの宮下文一さんの声はいいね。男でもほれぼれする。杉本和世さんもみゆきのライヴに欠かせない人だ。近くで拝見するのは初めてだが美しい。

みゆきファンだから楽しめるのか、夜会がすごいから楽しめるのか。どっちでもいいや、楽しめたから。また来年いろんなことを考えさせてください!みゆきさん。

帰り道、お腹が空いていたので深夜の味噌ラーメンを食べてしまった。明らかに己の肉となってしまって反省。
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