風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

大雪山・十勝岳連峰縦走 2020 プロローグ

2020-10-10 | 徒歩の旅

7/4 (土) 晴れ

前回の山行は3月6日の奥多摩で、その後はコロナ禍のために山に行くことはなかった。閉鎖される登山道や山小屋、何より救助が必要となった場合の影響が大きいと思われて、とても行ける気持ちにはなれなかった。

そして6月後半、感染者数も減ってきて、政府による都道府県を跨ぐ移動の自粛が解除されることになった。これはチャンスだ、しかし北アルプスや八ヶ岳などはまだ楽しめるような雰囲気はまだなかった。楽しめそうな山、人が少なく、何日か歩ける山、となれば昨年歩いた大雪山・十勝岳連峰が頭に浮かぶ。山にも行かず、通勤もせず、春やっていたジョギングもやめてしまい体力はかなり落ちているのが心配と言えば心配だけれど、抜かりない準備、そして気合いと経験で乗り切るのだ。本当は体力が一番大事だと思うけれど一度歩いているルートなので安心感が大きい。

この時期の北海道の天気はぐずつくことが多いので天気予報を参考にできるだけ良さそうな日程のフライトを選んだ。と言っても山行出発日が雨にならないようにするのが精一杯なのだけれど。

人のまばらな羽田空港から旭川空港へ向かった。今日の飛行機はAIRDO、翼にはベア・ドゥ。このマスコットかわいいんだよな。

北海道の山々を超えて旭川空港に着陸した。ガラガラの旭川空港の食堂でお昼ご飯を食べた。軽く食べておこうと思い鴨蕎麦をいただいた。幌加内産の蕎麦に地元の鴨、美味しかったが鴨堅っ。

空港から旭岳登山口のある旭岳温泉まではバスで向かう。街は27℃で蒸していたが、旭岳温泉に着くと19℃と涼しかった。今回の宿は昨年同様大雪山山荘、登山者向けの宿だ。宿のおばちゃんによく東京から来るね、と言われた。そうだよね、でも濃厚接触は皆無なのでその旨を伝える、でも安心はできないのでマスクは必須だ。

夕飯前に今回の山行の荷物を並べてみた、5泊の予定だけれど、その場所が気に入ったら連泊しても良いように食料を7泊分にして全部で20kgぐらいだ。

夕飯はこんな感じでとても美味しいのだ。根曲竹の天ぷらや炊き込みご飯が嬉しい。

夕飯後に宿のおばちゃんや常連客とグレート トラバース3を一緒に見たり話したりした。みんな山が大好きなのだ。

コメント
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