風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

北海道ツーリング 2017 8日目 利尻山を歩く

2017-11-19 | 徒歩の旅

7/29 晴れ一時雨

3:30起床、4:10に登山を開始する。遊歩道を歩くこと数分、甘露泉水と言う湧水の名所で水を補給する。

森の中を歩き第一見晴台へ、頂上は雲の中だが、港方面はよく見えた。

その後、霧が雨となり、風も強くなった。這松(ハイマツ)に隠れるように身を低くして登ることもあった。

いずれにしても下ばかり見て歩いていた。森林限界を超える頃雨が弱まり、最後にきつい傾斜を登りきって頂上に着いた。時刻は8:30、雨がぼそぼそと降って肌寒い。おまけに何も見えない。青い空と海はこの霧の彼方にあるはずなのだけれど。これはまた来いってことだな。

30分程頂上で休んで、下山を開始した。淡いピンクの伊吹虎の尾(イブキトラノオ)がよく見られた。

12:10、テントを張った登山口へ。先ほどの雨は何だったのか、この青空になった。本当に山の天気はわからない。

キャンプ場の管理人の方に下山を報告した後、近くの温泉施設に向かった。温泉施設にはコインランドリーがあって、洗濯をしている間に温泉に浸かった。露天風呂からは利尻の山頂が少しだけ見えるので、数時間前にあそこにいたんだなぁと眺めた。風呂から上がって洗濯物を乾かしている間、スポーツドリンクを一気飲みし、グレープのガリガリ君で身体を冷やした。

キャンプ場に戻る前に見上げた利尻山はどこまでも緑で、折れ線グラフのような稜線が美しかった。

 

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