風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

北海道ツーリング 2017 2日目 大雪山の麓へ

2017-10-29 | 

7/23 晴れ

小樽にフェリーが着くのは早朝なので、朝から営業している鱗友朝市で食堂は朝ごはんを食べられる貴重な場所だ。市場には「味さき」と「のんのん」の2店があるのだけれど、「味さき」が今年閉店してしまったことをフェリーの中で知った。日曜日に到着するフェリーの乗ることが多かったので、日曜も営業していた「味さき」で朝から海鮮を味わうことが多かった。今日も日曜日、朝ごはんは食べられないが様子だけ見に行った。やはり店はなかった。右から「のんのん」、市場の入り口、閉店した「味さき」。「のんのん」は日曜定休なので、どこかのセイコーマートで暖かいおにぎりでも食べよう。

小樽運河も眺めておこう。夏なのですでに空が明るいが、早朝なのでとても静かだった。

今日の目的地は旭岳青少年野営場だ。その途中にある富良野と美瑛に寄る。夏の富良野と言ったらメロンだろう。とみたメロンハウスでメロンを食べる。夏の暑さに冷たくて甘いメロン、この後メロンのソフトクリームも食べてしまった。

メロンの後は芳しいラベンダーの畑を歩いた。隣にあるファーム富田だ。隣にあるけれど、とみたメロンハウスとは全く関係がないと近年知った。

時間はあるので美瑛の丘をぐるぐるしておこう。マナーの悪いレンタカーが多いので気をつけて巡ろう。マイルドセブンの丘、ここは初めてだ。

北海道の空はどこまでも続いている感じがする。

美瑛の街から旭岳を目指す道路に入ると民家が 少なくなってすぐに山となった。忠別湖から先は本当に寂しい感じだ。

旭岳温泉に着いたが、野営場の入り口を見落として行き止まりのロープウェイ乗り場まで行ってしまった。駐車場の方に野営場の場所を聞いて引き返した。受付を済ませてテントを張り、向かいにあるロッジ・ヌタプカウシペに湯浴みに向かった。今日は汗をかいたのでさっぱりとしておきたい。宿はどこも木のぬくもりを感じられる造りで、好みだ。お湯もジャブジャブ、露天もあるそうだけれど、内湯だけで満足してその後ビールを一気飲みして野営場に戻った。テント泊でない山旅ではここに泊まりたいなと思った。

テントの傍でビールを飲みながら流れていく雲を眺めた。この日は蒸し暑かったが太陽が沈むとしだいに涼しくなっていった。明日の山登りの準備を済ませて早めに眠りについた。夜中にシャワーのような雨の音で目をさました。暖かいシュラフの中で天幕を叩く雨の音を聞くのは楽しみのひとつだ。雨が上がるまではトイレに行きたくなることがありませんように、と願いつつ目を閉じた。

コメント
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