風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

梅雨の谷間にワインディング三昧

2010-07-29 | 
6/20(日)梅雨の谷間に志賀高原に向かった。今日は山岳道路を走り倒そう。

関越道から上信越道へ入り小諸ICで下りる。まずは小手調べにチェリーパークラインへ向かう。ここは何度来ても楽しい道だ。

高峰高原に到着し小諸の街を見下ろす。見通しは悪いが山肌はすっかり緑に覆われた。


さて、ガソリンをどうしよう。ICを降りてからガソリンを入れずに高峰高原まで来てしまい残りは1.5L程しかなかった。そこで営業しているスタンドを探すと湯ノ丸高原からR144(長野街道)まで降りたところにあったので迷わず湯の丸高原に向かう林道に突入だ。開いていなかったら山を下りるところだった。林道はそれほど荒れていなかったのであっという間に湯の丸高原に到着だ。

湯ノ丸高原の地蔵峠を右折して下って行くと鮮やかなオレンジの花が目に飛び込んで来た。レンゲツツジが満開であった。白樺とのコントラストが美しかった。予期せず美しいものに出会えると幸せだ。子供の頃足を止めて道ばたの花を眺めていたことを思い出した。一度などは崖に咲いた花に近づき、見事頭から下の川に落ちて頭蓋骨が凹んでしまったこともあった。ずぶ濡れでだらだらと血を流して帰ったら母親はずいぶん驚いていた。


寄ってみよう。可憐だけど野性味も漂っている。。


このあたりはぐるりと柵があるのにみんな中に入ってゼンマイを採っていた。残念なことだ。

R144まで下ってガソリンを満タンにしたら嬬恋パノラマラインへ向かう。キャベツ畑が広がる空と大地を感じることのできる快走路だ。

ここは愛妻の丘、何度か訪れているが丘には登ったことはまだない。今日は逆を向いて写真を撮ってみた。向こうの丘を人妻の丘と言う。(嘘)


嬬恋パノラマラインから草津を経由して志賀草津道路へ。朝早いと思うのだが車はすでに多めだ。

国道最高地点の渋峠からの眺め。もう少しするともっと鮮やかな緑に包まれることだろう。


志賀高原に着いたらK471で奥志賀方面へ向かう。緑の回廊の始まりだ。この道は前からいつか走ろうと思っていたのだが正解だった。


おっ、ここは魚が釣れるのか。


いい渓相だ。天然の岩魚が潜んでいるに違いない。キャンプしながら釣りもいいかも。


こんな道が延々と続く。気をつけなければ行けないのがネマガリダケやフキを採る人々だ。人を見かけたらゆっくり走ろう。食べたことはないがネマガリダケは焼いて食べるととても美味いらしい。


けっこう走って疲れたなと言う頃に野沢温泉を見下ろす高台に到着した。スキー場が見える。


これはジャンプ台。


そして野尻湖方面へ向かう途中の道の駅で昼食。ざるそばと野沢菜のおやきを食べた。

駐車場からみゆきが見えた。


野尻湖へ向かい標高を上げて行くと雨がパラパラと降って来た。そのまま進んで行くと斑尾高原でどしゃぶりとなった。雨粒が道路を叩いて跳ね返されている。もう少しで野尻湖だが迷わずUターンだ。標高を下げると雨は上がった。疲れも出て来たのでそのまま高速で帰ることにする。

道の駅で買ったお土産の信州あんずコロンと小布施の栗ようかん。おすすめは栗羊羹、とても上品でまろやかだ。


家に帰るとシャンテロゼミサトも満開だった。去年は2個しか咲かなかった花も今年は20個を越えた。


本日の走行距離は667km。伴ちゃんのオドメーターは23,968kmとなった。暑い時は高原を目指そう。
コメント (2)
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