風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

東北 2010春 1日目

2010-05-29 | 
奈良と京都の旅から帰った翌日、バイクで東北へ向かった。

前夜は準備の為寝たのが遅かったので朝7時過ぎの出発となった。今日は高速がメインで行けるところまで目指すことにする。今日は5/5、下りの高速は空いている。

岩手山SAに到着、14:00少し前。日没までに大間崎へ着けそうだ。岩手山にはまだ雪が多く残っている。SAからは八幡平の山々も見えた。帰りに寄ろう。


東北自動車道から八戸自動車道へ入る。地元の車が速度を落として走っている。要注意だ。やはりあやつはPAや草むらに隠れていた。気づかずに走って行ったバイクをあやつが追いかけて行った。

八戸から下北半島を目指す。葦の原を見つけUターンした。のどかな風景だが上空から戦闘機の爆音が聞こえてくる。


下北半島に入って六ヶ所村の核燃料再処理施設の横を走って意味も無く緊張する。旅に出るとそこに暮らす人にとっての日常が自分にとっては非日常だと感じることがある。

大間へ向かう海沿いのR279は走りやすいワインディングが続く。

18:00過ぎに本州最北端の大間崎に到着。ライダーは端っこの地が好きな生き物だ、と思う。とりあえず行ってみたくなる。


曇っていて見えないがこの20km先には北海道がある。見えているのは弁天島で北海道ではない。


さて、今日はどこに泊まろう。大間キャンプ場は無料だがちょっと情緒にかける立地だった。


やっぱり人里離れたところにしよう。と言う訳で国設薬研野営場へ向かう。もう日没を迎えるので温泉に入って夕飯も食べてしまうことにする。

霜風呂温泉の公共浴場へ。めちゃくちゃお湯が熱かったが冷たくなった身体を温めることができた。


夕飯は温泉街にあるあさの食堂でうにまぐろ丼を食べた。名物のイカは品切れであった。でも贅沢なひととき。あっ、写真を撮り忘れた。

店を出てUターン時に危うく立ちごけしそうになる。疲れが出ているようだ。ここから野営場まで20km。道も暗いので安全運転で行こう。

国設薬研野営場へ着くと管理人はすでに帰宅していた。場内をうろうろしていると親切なキャンパーがいろいろと教えてくれた。テントを張って明日のルートを考えた。この時間も好きだ。そして家にメール。

今日の走行距離は903km、そのうち高速が677km、走った、走った。おやすみ。

コメント
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