風になれたら

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中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

Norah Jones at Berkeley Greek Theatre

2007-07-01 | その他音楽
ちょっと前にGwen StefaniのライヴNelly Furtadoのライヴに行ったことを書いたけれど、同じ週の6/23にNorah Jonesのライヴも観にいったのだ。

今回は土曜日で次の日は休みなので家族で行ってきた。場所はUC BerkeleyGreek Theatre、大学構内の野外劇場だ。こちらも長い歴史があって100年以上経つらしい。名前の通り古代ローマの円形劇場をモデルとしている。ここのキャパシティは約8,000、客席が人でうまるとステージは人に包まれている感じだ。

開演間近についたのでなかなか駐車スペースがなく、車を少し離れた駐車場にとめて会場を目指す。会場に行くまでに坂道を上ったので体が少し温まった。会場に入るとI.D.チェックのコーナーがあった。アルコール飲料を買うのにチェックが必要なのだ。免許証を見せて21歳以上であることを確認後、Heinekenと書かれたテープを腕につけてもらう。体が温まっていたので早速ビールを購入、外で飲むとうまい。娘はチュロスを買って食べた。

座席に向かうと問題発生。なんとチケットに書かれた席がひとつない。ひな壇になったコンクリートのベンチに席の番号が書かれているのだけれど、21、22、23のうち23がなかった。そこはセクションの一番はじの通路側の席なのだ。通路を挟んだ隣の人に聞いたら隣は他のセクションであった。というわけで係員に相談すると、あらないわねぇ、という感じでどうするのか思いきや、チケットに書かれた席がないのでみなさん詰めてくださいと言ってくれて無事座ることができた。チケットシステムのデータが間違っていたということだ。係員のお姉さん、臨機応変に対応してくれてありがとう。たぶん同じことがまた起きるだろうけど。

開演時間には遅れて行ったのでオープニングアクトのM.Wardのステージはすでに始まっていた。昨年発売されたアルバム「Not Too Late」でゲストで参加していたとあとで知った。

観客は20代から50代と言ったところか。会場の雰囲気はとても落ち着いていた。写真やビデオを撮る人も少なく騒ぐ人もいなかった。んっ、Norahのファンて若くないのか?でも気がつけば僕も自分よりも若いアーティストのファンになっているからなぁ。Norahは28歳、プロフィールを見たら僕と誕生日が一緒だった。ちなみにCeline Dionは僕と生まれた年まで一緒だ。しかし生まれた日とうたのうまさは関係ないようで。。。

オープニングアクトが終わって待っている間、妻がなんか飲みたいよねと言ったので、ワインを買いに行った。韓国か日本のかわからないけどSoju(焼酎)カクテルも売っていた。ライヴで飲めるのはとてもいいね。そのころだんだん暗くなってきて西の空に浮かんだ上弦の月が綺麗だった。

ステージ上がそっと明るくなってNorahが登場。座席の場所からだと表情はわからないけれど立っているのはNorahだとわかった。そしてステージ中央に置かれたグランドピアノの椅子に腰掛けピアノを弾きながら歌いだした。あたりまえだけどCDで聞くのと同じあの声だ。みんなひき込まれるように聴いている。

この会場はNorahもお気に入りだそうで、デビューの頃に歌ったことがあるそうだ。そのころ(ツアー)マネージャーだった昔からの友人Daru Odaが今はバンドメンバーになって演奏するようになったとのことだ。

控えめな照明と温かい色のスポットライトがNorahの歌声を引き立てていた。途中、電子ピアノ、アコースティックギター、エレキギターを弾いて歌ってくれた。アルバム「Not Too Late」からの曲を中心に20曲ぐらいは歌ったんじゃないだろうか。彼女の歌声とバンドの演奏を十分に楽しんで会場をあとにした。久しぶりに聴いたぁというコンサートだった。

帰り道、カーナビを頼りにしてたらフリーウェイの行き先案内を見過ごしてあれよあれよという間にベイブリッジを渡ってしまった。遠回りの上に通行料を払ったけれど橋とサンフランシスコの夜景を見ることができたのでよしとしよう。

今回立て続けに3本ライヴを観に行ったけれど、歌詞を憶えていればもっと楽しめただろうなと思った。聞き取ることができればいいんだろうけど、歌だとなんて言ってるのか聞き取ることができないのだ。
コメント
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