YUKI

言語、言語で表現できることすべて

英字新聞で何を読む?

2007-07-19 19:25:30 | Weblog
某英語教育学会に参加してたことがあります。
その全国大会で、英字新聞を使った授業に関する分科会に参加しました。

911テロ事件の記事を読んで
「日本にはテロがなくてよかったぁ~」という感想を
生徒が書いたそうです(感想原文は英語)。

これが引っかかって、質疑応答で発言しちまいますた。
まず、発想が自己中です。自分が良ければいいの?
それに認識がおかしい。
オウム真理教による地下鉄サリン事件を無差別テロと言わずに
何をテロと言うのでしょう?
世界中に衝撃が走った大事件なのに…

外国の新聞は、オウム真理教を最も危険なテロリスト集団と位置づけていますし、
地下鉄サリン事件は無差別テロだとみなしています。

これらを踏まえて、私は次のように述べました。

「地下鉄サリンをテロと認識できないのは、
 言論統制なのか自主規制なのかは不明であるが
 日本の報道機関に内在する致命的欠陥を露呈している。
 外国で起こった事件を英字新聞で読むのも大事だが
 日本で起こった事件こそ、英字新聞で読むべきではないのか?」

これを思い出したのは、
新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原子力発電所から
出火・放射能漏れした際の国内報道機関の報道の在り方について
「きっこ」さんが「さるさる日記」で指摘しているのも
もっともだ、と感じたからです。

ワシントン・ポストの関連記事を見てみると
世界最大の原発で起こった大事件という視点があります。
さらに、アメリカ国内にある同タイプ原発の安全性も心配しています。

日本では「微量」「問題ない」ということが強調されてますが
「さるさる日記」にある、柏崎刈羽原子力発電所職員の身内さんからの情報では
実態はそんなもんではないらしい…

危機管理は、危険なことを危険であると知らせることなのにねぇ。

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TOEIC LISTENING が倒せない

2007-07-19 00:21:19 | Weblog
TOEICで730を下回ることは、ないと思うのですが
LISTENING の勘はだいぶ鈍ってて…ヤバス。
だいいち、この写真の人が ど~しても女性にしか見えません。
ナレ~ションでは 「男」になってるんですが…
来週、強制的に受験の運びとなりますが、変なテスト、SIGH....

自称TOEIC900超の人が英語(高校)の臨時講師?に来たのだそうです。
生徒の「ちくり」によると、
授業で間違いに気づかず、間違いを教えることが多過ぎる!!

変ですよネェ。
TOEIC700ちょいくらいのベテラン教諭が間違わずに教えるのに
TOEIC900超の新人が間違いだらけwwwwwwwwwwwww

TOEICはTOEICであり、授業は授業なんです。
それぞれにそれぞれの訓練が必要なのは あったりまえのこと。

特に受験対策せずに、TOEIC受けたら高得点だった、なんて幻です。
NATIVEでさえ満点とれない、特殊な試験なんですよ~

ちなみにALTに英語センター試験をやらせてみるのが趣味です。
何人かにやらせましたが 例外なく 140点台!!

やる気と集中力のなさが最大の原因でしょうけど、
それにしてもNATIVEの英語力って低いもんです。
日本人の国語(変な言葉ですね、「日本語」ではないのです)力みたいなもんでしょうか?

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3年前の中川翔子

2007-07-18 00:14:34 | 閑話休題
Show Time で『タレント密着24時~中川翔子~』という動画、発見。
てっきり今のものと思っていたら、『後編』で…
「19年間生きてきて、(浅草で)おみくじ引いたことがない」というセリフ!!
3年前ではないか!!!
まだ、ブログが大ブレイクする前ですなぁ。
化粧は、今より濃いかもしれない。
「~でございます」ってのは19歳の頃の口癖?

ある種のパタ~ンに則った言動をすることで自己防衛を図る
ということがあるように思います。
しょこたんも、多分にその傾向あり、と見た。

ちょうどマミタスを飼い始めた頃で、まだマミタンと呼んでます。
しょこたんにとって マミタス=招き猫
みたいなところがあるらしいねぇ。相性ぴったりなんだそうです。

「目標はジャッキー(チェン)さんの映画に出ること」
「それまで絶対やめないぞ!」

「やめないぞ!」かぁ~。
当時はまだまだそんなもんだったんだ。泣かせるよネェ…

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ゼロの使い魔 second season 双月の騎士

2007-07-16 23:30:34 | 閑話休題
ゼロの使い魔、いつの間にかsecond seasonが始まってました。
原作は160万部売れたんでしたっけ?
(ハルヒは確か400万部超)

アニメではルイーズのツンデレっぷりが見せ場という演出のようですが、
ツンが割合的に高かったfirst season なのにsecond ではデレデレしっぱなし。
いいんだろうか…

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英語で授業って、最終兵器?

2007-07-16 22:40:38 | Weblog
communication 活動だ、task だなんて色々と新しい?もの好きな人たちが
相も変わらず低レベルのin put & out put に終始してますが…

それを批判する人も、確固たる what to teach があるわけではなくて
「英語で授業をしましょう!」というだけです。

英語で授業なんて、そんな大したことではありません。
原則、日常レベルの内容を扱うことになっている「英語Ⅰ」ならね。

それにしても、日本人が日本人に英語を使うのは
ど~しても変な感じがします。
教室英語のクリシェは使ってもいいでしょうけど…

授業のwhat to teach がはっきりしていないから、
英語教育が迷走するのでしょうね。
私自身は、文法訳読を否定しませんし、有効だから
どんな批判にもかかわらず残っているのだと思います。

利点は少なくとも2つあります。
①教師・生徒も準備に過度の労力が必要ない。
…まぁ全訳させる教師は例外…
②実際、英語力(language resource)が身につく。

文法訳読授業も音読・英問英答は当然、含まれます。
講義式授業に質疑応答が当然のように含まれるようにねぇ。

音読もしない、論理的・文法的思考もさせないで
日本語でごまかすのは文法訳読ではありません。
質問も受け付けない講義式は授業ですらありません。
日本が異常なだけです。

まぁ、一番ダメなのは全訳先渡し授業でしょうけどね。
わけのわからん低レベルの日本語に頼る習慣が身に付くだけです。

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