YUKI

言語、言語で表現できることすべて

冠詞って、どうでもいいもの?

2007-07-01 23:44:56 | Weblog
単数・複数、冠詞や三人称単数現在の-s は
しょ~もないので減点しません!!
ど~せロ~カルな間違いで、意味に影響がある
グロ~バルな間違いではないのだから…

はて、こんなんでいいのでしょうか?

三人称単数の-s に対する感受性がないと
cut hurt put
など原形と過去形が同じ動詞の時制がわからなくなることがあります。
It hurts. と It hurt.
三単現の-s が頼りなんです。

また、英語には 複数になると具体的になる という傾向があるのです。
memory なら 記憶・記憶力
memories なら 思い出 な~んて 感じです。
複数になるってのは 数えられる=一定の形がある ということですからね。

英語の名詞は、無冠詞で複数にもなっていない
辞書に載っている形では すべて抽象名詞 なのです。

ですから、 I have book. というのは
とてつもなく ヘンテコナ文なのです。
形の無い、抽象名詞としての「本」って…何でしょう?

英語の名詞は 冠詞が付いたり 複数になったりして初めて
具体化・有形化するのです。
aやanは任意の一つ。the は聞き手にも話し手にも明白な 例のもの。

和文英訳の問題で、「手紙を書く」というのを
He writes to her every other day.
とやればいいものを…

He writes letters to her evry other day.
これは、一度に何通も書くのかよ?と つっこみ入れたくなりますねぇ。

He writes the letter to her every other day.
毎回、おんなじ手紙なの?

冠詞の core meaning と単数・複数の捉え方を
認知意味論的に!!(なんちて) 入門時に
しっかり納得させとけば、こうはならないのに…

指導もしないし、間違いの訂正もしないんじゃ
いつまでたっても ダメですね!!

小さな違いが大きな違い!!

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