YUKI

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2016米大統領選挙…「体制」という傲慢

2016-11-09 22:14:19 | Weblog
結局、金持ち同士の争いであることに変わりはないわけだが
power is everything.
money is power.の国アメリカで
大統領戦を制したのは、

孤立主義の伝統と白人貧困層の本音を代弁した
ドナルド・トランプだった。

議会も上下院とも共和党が勝利し、
議会も大統領も共和党ということになったわけだ。

マスゴミを掌握し、史上最大のネガティブ・キャンペーンを
展開させたヒラリー陣営だが
このネット時代には逆効果で、
体制側の欺瞞を印象付ける結果になったように思える。

常にヒラリー有利と囁かれ続ければ
逆の選挙行動が起こり得るのである。
つまり、おれがトランプに投票しなきゃ…となるわけだ。

富裕層の富独占という現実に対する
多数の持たざる者の不満に全く頓着しないヒラリーは
日本で言えば、例のハトポッポなのかもしれない。

最後の集会に芸能人総動員というのは…
やはり、そこまでしないと人が集まらなかったのだろう。

罵倒合戦の選挙戦は、ヒラリーの闇の深さを際立たせたわけで、
選挙参謀たちの意見って尊重されていたのだろうか?
そもそも、聴く耳があったのか。

ヒラリーはいわゆる風見鶏で権力を得るのが目的のようで、
一貫性が無いわりに他者の声には耳をかさない傲慢さが見える。

商売人トランプは、少なくともアメリカの
不都合な現実を見つめているのだろう。

真実・現実を知れば軌道修正するという感覚はある。

ヒラリーの夫ビルはChange!で大統領になったが
同じChange!「変革」を求める庶民の声に敗れたことになる。

予想に反してトランプは暴走しないだろうし、
仮にそうしようとしても議会がうまく歯止めになるだろうし、
そうあって欲しいものだ。

日本は…
アメリカ庶民に追随しているのではなく、
なんというかアメリカの金貸しというか
いわゆるグローバル資本に追従しているとすれば、
TPP推進なんだろうねぇ、やはり。

農業の問題はただの煙幕で
要は日本の金を吸い上げるのがTPPの目的らすぃ。

憲法9条のように、もろ刃の剣をうまく利用できるかどうか…
在日米軍はどうなるか…
中国・ロシアの増長はどうなるのか?

盛り上がってまいりました!!

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