『解体屋ゲン』は、週刊漫画TIMESに連載中で
2002年に短期集中連載という形で登場した。
絵柄は漫画チックでコミカルながら、
中身は『ゴルゴ13』並みにハードな劇画調:
夜逃げ・一家心中・詐欺・反社の横行等々は日常茶飯事w
悪意に満ちた最低のクズが頻繁に登場し、
善意の人間の心を折るのだ。
主人公の朝倉巌(あさくらいわお)通称ゲンは
腕利きの爆破解体技術者、
身長191センチで体重120キロの偉丈夫。
集団行動とお仕着せのルールが大嫌い。
恋人が、建設現場の事故に巻き込まれて
目の前で死んだのがトラウマになっているため
困っている人は、豊かな発想力と腕っぷしを駆使して
とことん面倒見てしまう。
と云っても、作品の魅力を半分も語っていないだろう。
サブキャラがいいんだね。
私が好きなのは…
童顔で爆破シュミレーターの「谷大輔」
大手ゼネコン系列の研究員である。
エイトマンの「谷」博士が元ネタだと勝手に思っているw
谷はスパコンの犬型端末でAIの「ボテ」に
ゲンさんの人格を学習させて、コピーしたのである!
ゲンさんガールズとも云える美女軍団では
さくら商店街専属の経営コンサルタントで
天然の魅力「野島秀美」に注目している…