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YUKI

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テロメア…細胞レベルの「命の蝋燭」

2009-10-06 00:38:04 | Weblog
その長さが、その人の寿命を表すという「命の蝋燭」という発想は
昔からあったようで、伝承や小説、マンガにも登場する。

実際、その長さがその人の寿命を表すようなものが
細胞レベルで存在しており「テロメア」と呼ばれる…

その研究が2009年のノーベル生理学・医学賞を受賞した。

仮に…将来、酵素などの力でテロメアの短縮が防げるようになったら
細胞レベルでだけではなく、個体レベルでも
不老長寿は可能になるのだろうか?

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ノーベル生理学・医学賞、米国の3氏が受賞 
「テロメア」解明で nikkei net

 【パリ=古谷茂久】スウェーデンのカロリンスカ研究所は5日、
2009年のノーベル生理学医学賞を、
米カリフォルニア大サンフランシスコ校のエリザベス・ブラックバーン教授(60)と
米ジョンズ・ホプキンズ大のキャロル・グライダー教授(48)、
米ハーバード大のジャック・ショスタク教授(56)の3氏に贈ると発表した。

 授賞理由は「テロメアとテロメラーゼ酵素によって
染色体が保護される仕組みの発見」。
生物の細胞は老いるとなぜ自発的に死ぬのかなどの解明に役立ち、
抗がん剤などの開発にもつながる成果として評価された。

 細胞の中には遺伝情報を書き込んだひも状の染色体がある。
3氏は染色体の末端にある「テロメア」という部分の働きを解明。
テロメアが染色体を保護し、細胞の寿命をつかさどっていることがわかった。
細胞が分裂を繰り返すとテロメアは少しずつ短くなり、
ついには分裂できなくなって細胞は死んでしまう。(22:47)
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テロメア・テロメラーゼ
山木戸 道郎
日本医学館

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