ウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)の4大悲劇の一つ、
『ハムレット』
***********************
あらすじは
デンマーク王子ハムレットの父王、急逝
↓
母ガートルード早速、叔父クローディアスと再婚
↓
叔父の即位
↓
父王の亡霊が「叔父に毒殺されたのだ」と告げる
↓
ハムレット、復讐を誓う…?
***********************
To be....は第3幕1場56行でハムレットが語る台詞の冒頭にあるんだが、
この訳は諸説ある。
↓
矢田部良吉
「ながらふべきか、しかしまた、ながらふべきにあらざるか
これが試案のしどころぞ」(明治15)
坪内逍遙
「世にある、世にあらぬ、それが疑問じゃ」(昭和8)
久米正雄
「生か死か・・・・・、それが問題だ」
河合祥一郎
「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」
小田島雄志
「このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ」
まぁ、生死なのか、復讐の可否なのか、で訳が揺れているわけです。
人気劇作家シェイクスピアは、観客ウケを大事にしていたわけで
ハムレットの自問癖は、観客をじらせ、盛り上げる役割もしている。
しかし、観客は知っている
ドラマの約束ごととして、主人公は運命を逃れられないと
まして、亡霊とか魔女が言ったことって、
必ず成就することになってるんだよね。
そもそもquestionって、答えが既にある問いでしょう?
というわけで、ここは…
「運命を受け入れるべきなのか」
「運命を受け入れてはいけないのか」
「それが問われているのだ」
と訳したいところですなぁ♪
『ハムレット』
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あらすじは
デンマーク王子ハムレットの父王、急逝
↓
母ガートルード早速、叔父クローディアスと再婚
↓
叔父の即位
↓
父王の亡霊が「叔父に毒殺されたのだ」と告げる
↓
ハムレット、復讐を誓う…?
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To be....は第3幕1場56行でハムレットが語る台詞の冒頭にあるんだが、
この訳は諸説ある。
↓
矢田部良吉
「ながらふべきか、しかしまた、ながらふべきにあらざるか
これが試案のしどころぞ」(明治15)
坪内逍遙
「世にある、世にあらぬ、それが疑問じゃ」(昭和8)
久米正雄
「生か死か・・・・・、それが問題だ」
河合祥一郎
「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」
小田島雄志
「このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ」
まぁ、生死なのか、復讐の可否なのか、で訳が揺れているわけです。
人気劇作家シェイクスピアは、観客ウケを大事にしていたわけで
ハムレットの自問癖は、観客をじらせ、盛り上げる役割もしている。
しかし、観客は知っている
ドラマの約束ごととして、主人公は運命を逃れられないと
まして、亡霊とか魔女が言ったことって、
必ず成就することになってるんだよね。
そもそもquestionって、答えが既にある問いでしょう?
というわけで、ここは…
「運命を受け入れるべきなのか」
「運命を受け入れてはいけないのか」
「それが問われているのだ」
と訳したいところですなぁ♪
ハムレット シェイクスピア全集 〔23〕 白水Uブックス | |
クリエーター情報なし | |
白水社 |