破裂音

中学１年の導入期に、口のちょっと前に紙を掲げて
play という単語を発音し、はき出される息で紙が揺れる！
なんていうデモンストレーションがあります。

破裂音が語頭で破裂し、語尾で破裂しないということを
もう少し正確にいうと、次のようになると思います。

破裂音→p, b, t, d, k, g

破裂音は閉鎖音とも言いますが、　
唇や舌で息を「閉鎖」して内圧を高める局面と、
息を解放して「破裂」させる局面の２局面から「調音」されます。

息が止められたり、こすられたりしない
aiueoの母音、wrjの半母音、l　の側音を直後に伴うときに、
破裂音は破裂します。

treat　という単語で

語頭の ｔ は 破裂します。と言うか、tr の音として、勢いよく息がでます。
しかし、語尾の　t は、閉鎖の局面で終わり、
多少、息は漏れるものの破裂の局面までは至りません。

では、treat と　tree の違いは、どこで分かるのか？
treat の語尾は、閉鎖のみで破裂しない破裂音です。
勢いよく息は漏れませんが、閉鎖して「調音」しているのです。
一方、tree の語尾には閉鎖が伴いません。
きちんと調音されていれば、閉鎖の有無は「聞こえ」ます。

日本人の英語発音がもつ問題点は、この閉鎖という局面の持続 duration が
短すぎるか、ほとんどないことだと思うのです。

①　I want to go.
② I won't go.

この二文の違いは、母音のa と o の違いよりも
t　が閉鎖するdurationの長さの違いに、nativeは頼っているとか。

want　語尾のt は「閉鎖」のみで、その直後の t は閉鎖＋破裂
t t となると、閉鎖のdurationは２倍ですし、この場合、破裂も伴います。
won't　語尾の t は、この場合、閉鎖のみです。
個人差の大きい母音の発音よりも、こちらが区別しやすいのは確かでしょう。

英語の発音で、破裂音は重要なものだと思います。
閉鎖→破裂のリズムが、英語のリズム形成に資するところ大だからです。

また、t という音は、環境によって異音が結構あります。
その辺に気をつけるように自戒しております。

アニメ エキスポ２

カリフォルニア・ロングビーチのライブに使う会場は15000人収容できるそうだ。
平野綾はブログで、日本にいるときのようなパフォーマンスができなくて
悔しかったと言っておる。
機材トラブルもあったしねぇ。

GacktやYoshikiの時は開演が2時間以上、機材トラブルで遅れた。
まぁ、そこはパフォーマーとしての実力で乗り越えてライブを成功させた訳だが。
サーバーがダウンするほど、チケット予約が殺到したという。

海外では　ビジュアル系ロック＝日本固有のカルチャー＝アニメ
という連想が成り立つのだそうな
でなければ、GacktやYoshikiがアニメ・エキスポに招待されるわけないもんね。

さて、しょこたんのturnだが、
15000人入るところに、どの程度集客できるのか？
機材トラブルの可能性大！動揺しないか？
英語は出来るか？
海外での初ライブは逆境と言っていいでしょう。
これはチャレンジングなことです。ここでウケたら、も～大変。

パフィがウケル国だけれども、奥田がプロデュースするパフィは
根っこにビートルズ・サウンドがあるんだね。
ルックスだけじゃなく、そこが受けていると思うんだ。

SONYのメンツにかけて、
しょこたんにしっかりとしたバック・バンドをつけてほしいな。
小夜、nishi-ken、黒須さんたちなら、最高ですね♪
英語ができるmeg rockもサポートしてくれたら…
We can do it !!を全面英語にするとかね！