YUKI

言語、言語で表現できることすべて

答えを求めて2

2007-05-27 22:20:23 | 閑話休題
『答えはいつも私の胸に』

アニメ涼宮ハルヒのオープニング、『冒険でしょでしょ?』の
歌い出しです。

父親に連れられて、野球を見に行く。
よくあることですが、5万人の観客というか「その他多勢」の一人に
過ぎないことハルヒは衝撃を受けた…らしいのです。
その5万人ですら、日本のちっぽけな一部。
それまで自分が楽しいと思っていたことが根本から覆された。

これでハルヒが無自覚だけど、「覚醒」したわけです。
時間の歪、情報爆発、超能力者の誕生。

自分がちっぽけな存在に過ぎないと自覚したときに
神にも匹敵する存在として覚醒したことになります。

そして気づかぬうちに宇宙人、未来人、超能力者と
遊ぶという目的を達成してしまいます。
(異世界人は、まだ登場していないようですが…)

そんなハルヒにとっての「答え」は何なのでしょう?

それに近いと思われるのは…
きょんクンからのキス?
Live Alive のような他者からの祝福?
何かをしている、という充実感?

まぁ退屈したくない、特別な経験がしたい!
ということなのかなぁ。

ところで、きょんクンって 幻の「普通」少年 なのかなぁ…


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英語を読む速度2

2007-05-27 15:06:05 | Weblog
英語の国公立大学入試記述試験を想定した場合の、
合格に必要な読みのスピードはどれくらいか?

素材となる英文と、設問の難易度は不思議なことに
大学の偏差値レベルとは一致しません。
受験生のレベルを全く無視して難しい素材を選び、
わけのわからない非論理的設問をする…
出題者の知的レベルを疑いたくなるような問題が、結構あります。

東京大学、東京外国語大学の英語問題には論理性が感じられますなぁ。

この2大学の英語について制限時間と語数、
読み返し及び解答に要する時間を考えると
1分間に最低130語は必要になるでしょう。

…ただし、
和田秀樹によれば、120点満点の東大英語で100点を越えるのは
彼のアンケートによれば、いわゆる帰国子女だけだそうです。
長期間の外国留学経験のない日本人高校生、
環境にたよらず己の努力で到達可能なのは90点であろうと
和田秀樹は述べています。

英作文やリスニングもありますし、90点とれば充分合格可能
なのですから読むスピードにはもう少し幅があっても良いかもしれませんが
どう考えても、1分間に100語を割っては厳しいでしょう。

ところが!
某カリスマ予備校講師は「1分間に6行以上読んではいけない!」
と指導するのだそうです。
1行はだいたい12~15語ですから5行読むとして
せいぜい1分間に70語程度です。
これで間に合うように、英文の語数は計算されている!と主張しています。
高校生の実態には、合う数値でしょうね…

ただし、大学全入時代に突入し難関、超難関とその他に
二極分化しつつある昨今、超長文化傾向にある超難関を目指せない指導
及び指導機関は淘汰されていくでしょう。

高校生の平均値は1分間に70語、
東大レベルで必要なのは1分間に130語

私自身は、どんな英文であれ1分間に120語を下回ることはありません。
かなりじっくり読んでいるつもりです。
複雑な英文は、ゆっくり読むというよりも、
数回繰り返して読むことが多いですねぇ。

人間の短期記憶は、7ユニット20秒です。
英語が出来る人は1ユニット(いわゆるセンス・グループ)の
語数が多いのです。
1ユニットは見た瞬間に処理できちゃいますから
英語できる人は、ゆっくり読めない!と思いますよ♪

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