イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

23NISAN(4月23日)はトルコの子供の日

2013-04-30 10:43:07 | イズミル暮らし・イズミル案内

GWの日本、青空に鯉のぼりが泳いで新緑が美しい頃でしょうね。イズミルはというと、土曜日に突然夏になりました。先週はまだ肌寒いと思うこともあったのに極端すぎますイズミル。今日の予報は31度。衣替えも一気に進み、洗濯機が大活躍です。バルコン(ベランダ)に干せば2時間もすれば乾いてしまうので1日に2回洗濯をすることも。

1週間も前のことになりますが、4月23日は「国民議会設立記念日」及びトルコ共和国建国の父ケマルアタトュルクが子供たちに贈ったと言う「子供の日」の祝日でした。姪っ子ビルテンが「日本人になる」と言って花笠音頭に合わせて踊りを踊ったのは2006年のこと、もう7年が過ぎました。そんなビルテンも1ケ月後には高校受験を控えています。9月には高校生になります。

妹のエリフもいつの間にか小学校生活になじんで気持ちの優しい、世話焼きな女の子に成長中です。エリフ初の23NISANに家族総出?で出かけました。エリフ一人に5人のギャラリーですから他の子供達も似たようなもので猫の額のような学校の校庭もどきは一杯。子供の日だろうが発表会だろうが、日本のように司会もいなければ開会の挨拶もなし、いつの間にか始まっているのです。

エリフのダンスは、基本?に忠実、先生がこうしなさいと言ったことをその通りにまじめにやっているなあと言うことが感じられて、日ごろの教室の様子が想像できるようでした。「上手だったね」と言うと「先生が熱狂的に踊るように言ったから」その通りに踊ったとのことでした。すごい。

幼稚園クラスから順に1・2・3・4年生まで踊りの発表がありました。小さい子供達は流行のポップ音楽に合わせて、学年が上がるにつれてトルコの民族舞踊の要素が濃くなり、4年生はプロの民族舞踊グループの指導を受けたとかでとても見応えのある発表でした。

楽しみなのはみんなの衣装。それぞれとてもかわいらしくて色合いも素敵。私もこんな衣装が欲しい~といつも思うのでした。日本だったら自分の番が終わっても席に戻って他のクラスのお友達の発表をちゃんと見るかと思うのですが、トルコは自分の番が終わるや否や親が子供を連れ去り、記念撮影、そしてばらばらに家へ帰ってしまいます。

もちろん終わりの挨拶もなし、最初のほうは人垣で見るのも大変でしたが、最後の学年はギャラリーも当然子供と一緒に帰っていくのでガラガラ・・・。なんだかなあ、と思っているのはきっと私だけなんでしょうね。子供達の番が終わり、いつの間にか先生達の輪ができ、乗りのりのトルコ音楽に合わせて踊りまくっていました。

一緒にアンネの家に帰ると、いつの間にかエリフがこんな格好で宿題を始めていました。ものすごい集中力で横で写真を写そうがエリフのことを話していようが聞こえていません。エリフの成長を実感した子供の日でした。

 手の指総動員で足し算中

一緒に近所へ買い物に行ったら、この日は子供達がみんなこんな衣装で道を歩いているので、お店の人たちも「かわいいわねー」「お姫様王子様がいっぱいね」と言ってくれます。それを聞いたエリフ「みんながかわいいって言ってくれたよ、みーんなっ!だよ」と喜んでいました。

 

 

お姫様風?

    

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