イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

久しぶりの青空

2005-11-28 07:16:57 | Weblog
 バルブンヤと言う魚:日本にもあるのかなあ?

3日間休みなく降り続いた雨、イズミルは4月から11月まではほとんどと言うか全く雨が降りません。冬に少しまとまって降るくらい、青空に慣れてしまったので3日も雨が続くと気が滅入って来ます。祈るような思い(?)で日曜の朝、カーテンを開けると晴れ渡った青空が見えました。一気に飛び起きて家中の窓を開け、家の中で万国旗状態だった洗濯物をベランダに出しました。ご近所さんたちもこの3日間しーんとしていましたが、どこの家もベランダには洗濯物、さっそく窓拭きを始める人、そして通りには人があふれてその声が5階まで聞こえ、街にも活気が戻ってきました。朝食を済ませるとすぐにお散歩に出かけ久しぶりに、美味しい空気を胸いっぱいにして帰ってきました。

途中で今晩の夕飯の材料の仕入れ。イズミルは日曜日と言うと魚を食べる家が多いのか、いつも行く魚屋さんは毎週日曜日にはお父さんたちで行列ができます。この魚屋さん、働き者の3人親子がやっていていつも他の魚屋よりもはるかに新鮮な魚を売っているので、我が家のご贔屓。調理の仕方を聞くといつも丁寧に教えてくれます。ラマザンバイラム後に改装工事を始めたので、その間お魚が食べれませんでした。改装工事中もお店の前を通るといつもお父さんと息子が店の様子を並んで見ている姿は微笑ましく、私達も新規開店を楽しみに待っていました。「もうオープンしたしかなあ」と久しぶりに店へ行って見ると、開いていました!ガラス張りになり、魚が冷ケースに並べられて小さいけれど魚屋親子の心意気が伝わるようなお店です。「いらっしゃいませ」と言ってくれた息子に「hayirlisi olsun(ハユルスオルスン=うまくいきますように、幸運がありますようにと辞書にはあります。家を買った時とか、就職した時などによく使います)」と言うと親子で「tesekkur ederim(テシェキュルエデリム=ありがとうございます)」と照れた笑顔で応えてくれました。早速写真を!と思ったのですが…カメラを忘れました…。今日は鯛や舌平目、リュフェル(ブルーフィッシュ?)と言った魚がぷりぷり美味しそうです。私達は「barbunya(バルブンヤ=ニシヒメジ)と言う魚を買ってきました。1キロ18YTL(約1400円)。高いー!2人で500g分を購入、内臓もすぐにきれいにしてくれます。今晩の夕飯は、こんな風になりました!



食べすぎですか?この他にもマカロニがありましたっけ。でもね zeynepさん、ケチャップもヨーグルトもかけなかったからね。とは言っても昨日のカプスカ(キャベツと鶏肉のトマトソース煮)と和えてみただけですが。