(写真)2017年6月3日、犬鳴山天狗岳
2017年8月15日(火)『目眩と嘔吐』
<蛭以外に原因が存在するとは考えられない。>
7月30日の山行で、蛭にやられて裾が血塗れになったズボンは、帰宅して直ぐに裾を水洗いして洗濯場に置いた。しかし衣類は別として、それ以外の山道具は僕自身が洗濯するのが常だ。上さんに迷惑を掛けたくないからだが、2日朝の酷い目眩と嘔吐以降、体調が芳しくなく、血塗れになった運動靴用スパッツとトレイルラン靴は玄関に置いた儘であった。昨日、それら二点の洗濯を済ませた。血塗れのスパッツは、先にお湯洗いをしてから洗剤を使用したにもかかわらず、バケツ中のお湯は赤く染まった。
6日も13日も山に行くことが可能な環境にあり、なかでも13日は前日内に山行の準備を済ませて置いたのだが、朝になって我が体調を考えるとき行くことが出来なかった。2日の酷い目眩と嘔吐が忘れられないのと、しんどい状態が続き、食欲が無く気力が湧いて来ないのだ。あれ以降二週間が経ち、その間目眩も嘔吐もまったく無いのだが、身体を動かしたときに目眩が生じているのではないかと瞬時緊張し、暫くの間、天井や壁を見ることがしばしばだ。
あの目眩と嘔吐の原因は何処にあったのだろうかと考えるがやはり分からない。上さんが言う「夏の疲れ」が原因だと思えない。やはり蛭に原因があったのだろうか。
かなりの傾斜地の濡れた落葉上を四つん這いになり這い登るときに蛭にやられたように思うのだが、その蛭を我が家まで持ち帰ったわけだから、約7~8時間もの間、蛭に我が血液を吸われ続けたことになる。その傷跡が両足首を中心に十数ヶ所も残り、未だに痒い処もあるのだが、蛭にやられることで目眩や嘔吐が生じるのだろうか。あれから二週間余りが経ち徐々に体調が上向きになるなかで、普段の我が身体を顧みるとき、如何考えても蛭以外に原因が存在するとは考えられない。
それにしても今までに経験したことがない凄い目眩で、同時に吐き気を催しトイレに駆け込むのに、壁や箪笥を支えにしてふらふらになりながら無我夢中で歩いたように思う。もしかすれば床上を這っていたのかも知れない。
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