山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

オオケタデ(大毛蓼)

2021年12月26日 | 植物
2021年10月19日(火)
『オオケタデ』
<大毛蓼>
今朝、NHKラジオ深夜便で、[オオケタデ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「思いやり」でありました。
この見出し画像の[オオケタデ]をカメラに収めたのは、
2002年09月29日(日)に、“寺本バス停”より、伊吹山北尾根起点の“国見峠”へと歩いたときです。
そのときの日記に僕は次の如く記しています。
「寺本バス停で下車し車道を六社神社へ、それより千疋(ヒキ)川沿いの舗装林道を尾西へ向かう。
路傍に秋野を代表する野草の狗尾草が微かな秋風にゆったりと揺れる。
川岸は無数に生える淡紅色の溝蕎麦で蔽われている。
艶やかな桃色の色彩で、我が眼を釘付けにした武者竜胆の花形そっくりの洋花が橋の袂を占領している。
その隣に咲く華やかな黄色の花は菊芋に似ているが、
図鑑にある其れの葉はもっと幅が広いからそうでないのかも知れない。
次に現れた紅紫の五枚の花弁を持つ花も、八重の大きな花弁を有する白花も、
周辺に民家がまだポツリポツリと点在する地域ゆえ、住民の方々が大切に育てている洋花なのかも知れない。
後の民家を過ぎようとする辺りの休耕地の彼方此方に立ち上がる大毛蓼は、
枝分かれした茎より濃紅紫色の花序を重たそうに垂れている」と。



コメント
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